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大分県の日本酒ランキング2024

更新日時:2024年12月21日

「豊後練貫酒」という酒がある。これは碧山目録という応仁2年(1468)の書物に記録されている酒だ。質の高い米やもち米を用いて造られたこの酒は液体というよりはペースト状に近いものだった。甘酸っぱい味は、当時の人たちに好評だったという。江戸時代に入って誕生した酒が「麻地酒」だ。御伽草子にも記録されているという麻地酒は米を蒸し米麹を使用し、水で仕込むという、現代の清酒造りにも通じるものがあった。現代の大分の清酒の元祖といえよう。大分には現在、約40軒の酒蔵がある。淡麗甘口の酒が多い大分県、全国に知られる名前の酒も増えてきた。美味しい米・美味しい水・そして造り手の技と心、三拍子そろった場所だ。