東京の森
こちらは多満自慢の石川酒造が作るお酒です
東京の山にある杉を新月の日に伐採し、チップにしてお酒と漬け込んで作られています
そのため分類はリキュールと書かれていますが、本質的な部分はしっかりと日本酒です
新月に伐採をすると、杉の水分含有量が少なく、より深い杉の香りを楽しむことができるのだそうです
直接漬け込んでいるため、杉樽で作られたお酒よりも杉の香りを強くまといます
香りから東京の森を感じられるお酒にすることで、東京でも林業が行われていることや、森を守っていくことを語りかけています
黄色みがかった色合いで、さながらブランデーのようです
気になる味わいは、ウイスキーのような苦味をまとって抜ける印象です
米の優しい甘味を奥に感じつつ、キリッと辛口です
日本酒として考えると、かなりクセのある味わいにも感じます
ナッツなどと合わせながら飲んでいきたい、オシャレなお酒です