薫鷹 純米酒
会津若松市は植木屋酒店さんで購入。
会津若松に出張した際、ご一緒した方から聞かれました。
「しろくまさん、クンタカって知ってる?」
なんですか、それ。私が日本酒好きであることはご存知のかたなのでお酒の名前なんでしょう。
「どこの酒ですか?」
「会津若松だよ。震災で設備がやられちゃってねえ。廃業してるかと思ってたんだけど、今も売ってるみたいなんだよ。
おそらく、どこか別の蔵で作ってもらってるんじゃないかな。」
へえ、全く聞いたことのない銘柄。興味が出ましてネットで検索、取扱してると思しき酒店さんに電話確認の上、買ってまいりました。
画像をご覧ください。
思いっきりクラシカルなラベル。
おそらくは普通酒のラベルを流用してるのでしょう。
純米酒の所はシール外貼、原材料の醸造アルコールの所に線が引いてあります。
代表者の表記であろう石橋徳治さんの徳の所もボールペンか何かでグジグジしてあります。代表者が代替わりしているからなんでしょうね。
裏ラベルの所は製造者ではなく加工者とあります。
おそらく醸造は別の蔵に委託して、出荷時の工程のみ自社で行なっているのでしょう。
さて、いただいて見ます。
うむ、ノスタルジックな味。
酸味、苦味にじんわりとアル感、甘味もあって。
期待してなかったんですが悪くない。
若松での夜、カウンターだけの私の母親くらいのママさんがやってるお店に連れて行かれたことを思い出しました。
福島の酒にハズレなし。
※一部例外あり
特定名称
純米
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通