吟醸純米 無濾過生原酒。
果実香に混ざって軽く芳ばしさがあります。含んだ途端に感じるのはコク。生原酒の溌剌とした新鮮味はあまり感じません。のっけからググッとコク旨味が湧き上がって来ます。ミネラル感のある旨味。何かちょっと山廃っぽいニュアンスもあって、わりとクラシカルかな。温度が上がってくるとさらにコクが増します。ほんの少しオイリーな感じも。温度が上がると言ってもせいぜい冷やぐらいなんですが、アミノ酸が出てますね。スルメ的な旨味を感じます。これは…そんなに好きなタイプじゃないはずなのに、何故か引き込まれてしまいます。
2日目。
要素は口開けと同じ様ですが、昨日ほど引き込まれる感じはしないです。因みに昨日は名古屋コーチンの鶏すきで、今日は鉄板で色々焼いてます。すき焼きの割下の甘辛さにちょうど合っていたのかな?
5日目。
生原酒ですが5日目でも大きな変化は感じません。ミネラル感とか穀物の感じとか…薄く出汁でもひいてあるのかと思うくらいコクを感じます。このお酒はつまるところコクと旨味ですね。生原酒のリリースは年に一度だけとのことですが、確かにこれはそういうとこで勝負するお酒じゃないですね。日本酒経験値の高い玄人好みのあ酒だと思います。
特定名称
純米吟醸
原料米
華想い
酒の種類
無濾過生原酒