辛辛酒で昭和の日。
日本酒には酒度(日本酒度)と言う指標があります。
通常プラスの値かマイナスの値で記載があり、ちょー簡単に言うとプラスは辛くマイナスは甘い"傾向"にあります。
ただ、これはあくまでも液体中の糖分量を測定しているだけなので酸度やアミノ酸度次第ではプラスなのに甘い酒やマイナスなのに辛い酒もあります。
だから、あくまでもプラスは辛くマイナスは甘い傾向があると捉え、酸度やアミノ酸度を考慮して味わいを推察、ついでに言うと特定名称やラベルの雰囲気から推測したり飲酒経験から来る何となくの勘も大事になります。
と言う事で本日は酒度が10以上の辛口傾向のある酒を飲もうぜイベントです。
で、今夜の一品はこちら、ギリギリ酒度10の丹頂正宗。
因みによく日本酒には正宗と付く銘柄がありますが、この正宗の由来は清酒→せいしゅ→せいしゅう→正宗と言う事のようです。
これはウンチクとして覚えておいて損はないと思いますが、ここからさらに広げられるかはあなたの腕次第。
さて、冷酒での感想です。
・辛口だが後から更にジワジワ辛くなる。
・割と軽やか。
・ドライ。
・米の旨味あり。
・奥行きはあまりない。
常温。
辛いアルコールと言うか何と言うか、酒。
59度の飛び切り燗から37度の人肌燗まで燗冷まし。
54度熱燗~44度ぬる燗付近で旨味が強く出ました。
冷酒はまぁよくある感じで悪くはないけどこれは燗上がりする酒のようです。
常温は意外にもあまりグッと来ずイマイチでした。
ちょっとネット検索してみたところ燗付けると辛さが旨さに変わる燗がオススメの一品と書いてあり何だか安心しました。
岩手県盛岡市はイオン盛岡店さんを訪問して購入(720mL税別1,180円)。
#辛辛酒で昭和の日
#バズり待ち酒シリーズ第51趣
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