「オヤジミョウリ」
茨木・ドラマチック日本酒「オヤジナカセ」・大吟醸・兵庫県産山田錦・精米歩合40%・16度
▼父の日献上品その2 息子がくれたのは「オヤジナカセ」という変わった銘柄。調べてみると、どうも茨城県「白菊」の大吟醸を少し加水アレンジして特殊銘柄として別ルート販売する企画物のようだ ▼九平次のように酒蔵が上流の米作りに手を伸ばす遡り型は良く聞くが、これは山田錦の生産者が酒蔵に関わって下流の商品化まで手を伸ばした逆パターン。兵庫県の農家の倅が茨城県の酒蔵の倅とコラボしたというのがオヤジナカセ的な物語らしい ▼説明によるとオリジナルの白菊大吟醸は2019BYの新酒鑑評会&SAKE CONPETITIONをW金賞、ということで期待大
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▽色合いは透明ではなくやや琥珀がかっている。上立ち香はほのかな吟醸香と日本酒の匂い。口に含むと大吟醸だけあってまろやかで棘がないですね。フルーティではないけど爽やか系
▽適度な厚みと深さがある旨味。芯には昔ぽい王道の日本酒系の香りがある。幅広い年代のオヤジをナカセるためにはフルーティだけではターゲットや年代が限定されるわけでよろしくないのかな?ベースは伝統日本酒に置いて、その上で大吟醸プロセスでスッキリと綺麗に仕立ててあるのだろう
▽やっぱり息子から貰ったのが嬉しくて、やや身贔屓な監査になっているような気がするので今日はこの辺で(笑)
特定名称
大吟醸
原料米
山田錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通