今回は199回目のレビューです。
ビクトル投げからの膝十字固め 生酒原酒 アルコール15度
私自身が総合格闘技経験者なので、こちらは完全にジャケ買いです。
ラベルとネーミングは完全に奇をてっていますね、よく考えると日本酒好きの格闘家ファンはどれだけいるのでしょう?完全に蔵元さんの趣味ですね。
グラスに注ぐとオリがなかなかありますね。上立香甘みを感じるフルーティな香りに口当たりは生酒のガス感からか、柑橘系を思わせるさっぱりとした酸味からじわっとメロンのような甘い味わい。お酒の名前とラベルとは全く関連性を感じさせない味わいです。にごり酒ですがよくある濃厚な甘みやトロッとした感じは無く、後味までさっぱりしています。呑みやすく美味しいです。
ここからお酒と離れます。普通の人には意味不明のこちらのお酒の名前とラベル責めていますね!写真はコピィロフですよね、きっと許可は取っていないと推測されます。なのでもしかしたら彼に似たどこかのロシア人かも知れません。ラベルのおじさんの解説をします。ロシアのコマンドサンボの使い手としてヴォルグハンと共に前田日明主宰の格闘技団体RINGSで名を馳せた。少しメタボぎみでコピィロフおじさんとしてかつて格闘技ファンの間では天下を取りそこねた格闘家としてそこそこ有名な格闘家です。1999年に行われた試合で、当時難攻不落の柔術チャンピオンを試合開始16秒で一本勝ち!その時の技が「ビクトル投げからの膝十字固め」、 お酒の名前の由来は蔵元が総合格闘技をしていた際の得意技だそうです。この試合府立体育館ですよ!会場で見ていました、当時の会場は大爆発の大歓声でした、いまだに忘れられません。。。とコピィロフに思いを馳せ思い出とともにこのお酒を頂くのが正しい呑み方と悟りました。
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