くらさんさん(2020年6月10日)の日本酒「菊鷹」レビュー

菊鷹 雄飛 純米吟醸 火入れ 速醸

飲みたかった菊鷹。
まだ残っているという情報を入手したので、隣町の酒屋さんにお邪魔して購入。このお店の店主「酒屋のオヤジ」と表現するにはまだ若く、爽やかな人だったのでここではコヤジさんと呼ばさせていただきます。（んなコトどうでもいいかw）
コヤジさん曰わく「菊鷹は開栓からの変化をたのしむ銘柄。時間をかけてじっくり味わって下さい」との事。
ハイ、一升瓶なので勿論そうしますよぉ！

6/3開栓
キンキン冷えの状態でいただきました。
香りは弱いが、よーく嗅ぐと酢（リンゴ）の匂いがほんのり。
含みから酸味が強く、敢えて例えるならばグレープフルーツかな。（似てないが）
甘味が酸に消されてるのか、はたまた辛みが酸により抑えられてるのか？？ワシにはわからんw
火入れだが若干のピリピリ感もあります。
この時点ではまだ評価できないw殆ど旨味は感じられませんでした。

6/8
光栄菊と飲み比べてみる。
む！ピリ感は殆ど無くなってきたが徐々に甘味が育って来た気がする...。酸味は相変わらず強いな。
単体で飲むとソコソコ美味い。が、光栄菊と飲み比べするとやはり光栄菊ばかり飲んでしまうw

6/10
開栓一週間。
残念ながらピリ感は完全に消えてしまったが、味わいが円やかに！
含むと酸味の中にしっかりとした甘味と旨味が感じられます。
例えるならヨーグルトの汁のような味わい！？（ヨーグルトのフタを空けるとヨーグルトの上に若干汁が浮いてるじゃないですかぁ？アレアレw）
だんだんと酸と甘のバランスが良くなってきたというか、自分の好みに近づいてきました。う～む、コレは今まで飲んだ他のどの日本酒とも似てないなぁ。

他の日本酒を飲みながら少しづつ飲んでいるので、まだまだ一升瓶の半分以上残ってます。さぁこれからはどう変化していくのか....。

できる事ならば、菊鷹の山廃や無濾過生が飲んでみたかった人生でした。

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6/17 追記
開栓し二週間経過。
酸味に加えてフンワリとした甘味。そして甘味からの旨味爆発！
二日置きにチビチビと飲んでいますが、この酸味がかなりクセになってきましたw
他の日本酒を飲んでる時も酸味を探してしまいます。（酸味無しじゃ物足りないと感じるように...）
うまーーいっ！！

★3.0→3.5→4.0へ変更

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6/20 追記
ん？ちょっと置きすぎたか！？
飲んだ後、舌の奥に強い苦味。余韻も心地よいとは言えなくなってきた....気がする。
まだまだ残ってるので追記予定....w

甘口の味わいが好みだったワタクシ。
ここ最近、菊鷹を飲みつつも他の日本酒を飲んでいるのだが、最近は甘味の中に酸をさがしてしまう自分がいる。
酸味が無いと物足りなく感じてしまうのは季節のせいなのか、はたまたワタクシ自身が酸に覚醒してしまったのか.....。


開栓10日～二週間位が（今のところ）めちゃくちゃ美味しかった～！