ばんないさん(2020年9月4日)の日本酒「水府自慢」レビュー

水府自慢　純米大吟醸　無濾過原酒　10号
2020.06製造

今日は茨城のお酒「水府自慢」をいただきます！初の茨城県のお酒です。昨年の国体で茨城にお世話になりましたが、自分のことで精一杯だったので流石に酒屋巡りをする余裕はありませんでした笑。思い出深い土地のお酒を飲みたいという一心の私、茨城のお酒はないかなー？…と探していたところ、茨城の酒屋さんのネットショップで発見！購入しました。

なんでもこの水府自慢、菊地護さんという杜氏さんが、2017年に神奈川県の蔵から明利酒類に移籍した後に立ち上げたブランドらしいです。使用酵母は蔵発祥酵母「10号」。はじめての10号酵母、味わいはいかに。

立香は……おぉ！お米のふくよかな香りがプンプンきますね。これは美味しそう！ガマンできずに含みます…無濾過らしく微炭酸かつ軽い口当たりからのフレッシュな酸味、その直後にふんわりとした甘味が心地いいですね。酸味と甘味ですが酸味が強いです。しかし心地悪い酸っぱさではなく、やわらく繊細な酸味です。10号は7号みたいな酸味が特徴の酵母なんですかね？余韻はお米の香りをひきつれ少しの苦味をアクセントにふんわりと引いていきます。

お酒のアテはコストコで買ったベルキューブ・クリームチーズをチョイス。お酒を飲んでからアテを決めようとしていまして、一口飲んで酸味系だとわかったので、冷蔵庫からチーズをチョイス。肝心の相性は…うん！いいね！水府自慢に足りない旨味をクリームチーズが補填してくれ、水府自慢→クリームチーズ…旨味があるからさっぱりさせたい→水府自慢…アッサリすぎて濃ゆいのほしい→クリームチーズ…みたいな魔のループです笑。

番外の嫁レビューです。
嫁「うーん…ウィルキンソン的炭酸…。」
自分「味わいは？」
嫁「熟したリンゴ？リンゴって酸味だよね？」
…とのこと。うーーん！なかなかいい線いってます。まさか熟したリンゴというフレーズが出でくるとは笑。まだまだ日本酒英才教育やっていきます笑笑

あら、この水府自慢がレビュー９０本目！100本まであと10本！