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2020
11/18
まなてぃ さん
満足度 3.5
(飲み比べセットだったので、みむろ杉の文面をテイスティングの部分以外コピーしてます。手抜きですみません。)
米国産のカルローズ米で醸したお酒
試してみたかったんです。
はせがわ酒店東京駅グランスタの立ち飲みで、カルローズ米と山田錦で醸した仙禽とみむろ杉の飲み比べセット(各45㎜で660円)があり、迷わず注文!味の方は想像がつかなかったんで、大好きな酒粕のクリームチーズ(330円)をオーダーしました。
3年くらい?前に、旭酒造(獺祭)が、米国拠点を創り、米国産日本酒を現地でテーブルワイン並みの価格で流通させる!と目標を掲げた時、すごい画期的だけど米国米でできんのかい。と半信半疑でしたが、今日ようやく試せました。
禁酒中でしたが、我慢できなかった。
わくわく。
仙禽 FROM BROOKLYN
材料名:米(米国産・国産)・米麹(栃木県産)
原料米:カルローズ80%・山田錦20%
精米歩合:60%
酵母:9号
アルコール度数:15度
フレッシュなピーチを思わせる芳醇な香り。
アタックは苦味強めで酸が次にきて複雑に絡み合う。全体的にシャープに切れるが、余韻は長めに苦味は残る感じ。
みむろ杉よりも若干暴れん坊で複雑な風味が楽しめるので、濃いめのアテに合いそう。
蛍イカの沖漬けとか。
カルローズは溶けにくいそうで、浸漬時間を1時間!でようやく吸水率32%くらいみたい。(通常は10分くらい)麹米には山田錦を使い、総ハゼで仕込んでるそうです。
正直、まじでー
これ日本産と比較しても遜色ないわと
かなり衝撃的なクオリティーでした。
海外で流通している日本酒は、大手酒造メーカー現地産のそこそこの値段で微妙な感じか、日本から輸出して美味しいんだけど小売価格2.5倍〜3倍位で超高級になるケースが多いので、その間を狙った価格設定で、海外市場での日本酒の裾野が広がるのはとても素晴らしい事と思う!!
今回のお酒は仕込み水がそれぞれの米の産地のものを利用してるようだけど、米国で調達する場合現地の水が灘の宮水なんか比較にならない程、かなりの硬度だと思うので、また違った感じななんでしょうね。
妄想が止まらない。
仙禽 (栃木 / せんきん)