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2020
12/20
wajoryoshu さん
満足度 3.5
鍋島 純米吟醸 きたしずく50%
上立ちは鍋島らしい華やかな芳香、チリ感から(「シャンパンのように」との注意書きは不要なほど少しだけ)香りとはうらはらに甘や酸はあまりなく、強いて言えばぼんやりとした辛を感じ、苦が早めに登場してそのままフェードアウト。純大きたしずくももう少し上品にした感じだが似たような印象で、ある意味鍋島っぽくない路線な気がする。
この純吟きたしずくは、夏のプロトからどうやら定番入りするようで、その替わりに五百万石がなくなるという噂も。鍋島の中で五百万石は、この5年で最も進化を遂げたと思うが、それを切り捨てて、また一から作り上げようというのか?きたしずくはその系譜を辿ると雄町もあるわりにスッキリ系の酒質だと思うが、そういう意味では五百万石の替わりにはいいのかもしれない。
でも現状では完成度に雲泥の差があるように思う。鍋島が扱う酒米の中での個人的なランキングは、呑み始め当初愛山、雄町、山田錦だったが、五百万石は愛山の次に来るほど好きになったのに、本当になくなるならば残念でならない。特定名称 純米吟醸
原料米 きたしずく
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
鍋島 (佐賀 / 富久千代酒造)
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ばんない 2020年12月20日 18:15:26
はじめまして。こんばんは!きたしずく、定番入りのウワサあるみたいですね。私もオレンジラベルが大好きな一人です。そして思い出深い一本なので、本当に残念でなりません…。
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wajoryoshu 2020年12月20日 18:39:35
ばんないさん、こんばんは!酒は嗜好品なので人それぞれなんでしょうが、好きな銘柄がなくなるのは淋しいですよね。特に思い出があればなおさらのこと。今回の入れ替わりがあるなら、今まで一番呑んできた蔵だけに残念です。
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