katachiimさん(2021年1月30日)の日本酒「而今」レビュー

2021

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katachiim さん

2年ぶりに飲む而今です。

2年前の自分が而今について何と言っているか、自分の投稿を久々に読み返しました。

私はやはり大人ですね！笑
しっかりと言葉を選び、当たり障りのないことを言っています…笑

今だから2年前の本音を言わせてもらうと、私は而今を美味しいと思ったことがなく、なぜ人気銘柄なのかわかりませんでした。

今回2年ぶりに飲もう思ったのは、私も少なからず様々な日本酒の飲んできて、私の味覚に変化があったのか、而今というお酒をわかっていなかったのは私なのか?そんなことを知りたくて而今を飲んでみました。

感想(結論)を言うと、而今は美味しいお酒だと思います。

飲んですぐに甘さ(パイナップルかなー?)が来たと同時に酸も来る。これがやっぱゴクゴク飲めちゃう感じに繋がるのかなー。

コンビニに売っているような炭酸ジュース。炭酸だけど弱めの炭酸のジュース。みたいな飲み口。

試しにコーラを一緒に飲んだけど、コーラって甘いけど同時に舌をシュワシュワさせる炭酸がある。それが心地よくて気持ちがいい。

コーラの酸(辛味)を失くしたら単なるベタベタした甘い飲み物。それは日本酒も同じだよね。

結局、

而今に何を期待し何を求めてるか。

甘さを求めてるのか。辛さを求めてるのか。濃さを求めてるのか。薄さを求めてるのか。(例えを挙げればきりがない)

何を求めているかで評価は全く異なる。

私の周りで、而今は期待外れだったーという人に理由を聞くと、大抵の人が、もっと味があるお酒だと思ってた。と言う。

もしかしたら2年前の私もそうだったかもしれない。

而今て美味しいけど、たぶん他の蔵のお酒も、これぐらいのところまで来ているお酒が増えたんだと思う。

やはりもう、よくある味になってきてしまっているのかもしれないが、日本酒を飲めば飲むほど、而今の完成度の高さがわかるかもしれない。

これも燗にして飲むと美味しい！

ただ、プレ値で買うほどの特別な何か、わかりやすい何かは感じないかもね。

値段が物の価値ではないということ。

720mlで定価3万円の日本酒を飲んだって3万円だとわかる味はしないのだから…

而今（三重 / 木屋正酒造）

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