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2021
9/10
ばんない さん
満足度 4.0
鍋島 鍋島米
2021.09製造
鍋島61本目
鍋島米、7グラムの種籾から実った奇跡と情熱のお米。
鍋島の杜氏、飯盛さんが2005年にその存在を知り、それから様々な人との関わりと努力、情熱がついに幻のお米「鍋島米」を復活させました。
そんな鍋島米は通年では純米大吟醸として発売されていましたが、今年は等外として発売されました。SNS等で知り入手を試みましたが、なかなか発見できずに断念していた鍋島です。鍋島のハード系マニアとしてはどうしても入手したいということで酒タイムのフレンドさんから情報をいただきましたが、入荷後すぐに完売したみたいです…。あぁ…やっぱり無理か…と諦めていたやさきそんな幻な鍋島がなんと、本日手に入りました。
入手の経緯はネズミさんとの交換会のためのハーベスト ムーンの取り置きをしてもらう電話を行きつけの酒屋さんにした際です。
ばんない「ハーベスト ムーン、四号瓶で2本をお願いします!」
酒屋さん「はい!承知しました!」
ばんない「ところで…鍋島米の鍋島とか入ってないですよね…?」
酒屋さん「ありますよ!本日入りました!!」
ばんない「え?ほんとですか!?ならそれも!」
と、いった感じす笑笑。なんと受け取りは嫁さんが本日行ってくれたというファインプレイ!!ありがとうございます!!
今回だけの貴重な鍋島米の鍋島。いざ実飲。
【スペック】
○使用米
鍋島米100%
○精米歩合
50%
○アルコール度数
15度
【味わい】
○温度帯
常温、熱燗
○香り
お米のやわらかな香りがふわり。ちょいとアルコールがツーン。
○含み
サラッとした口あたりからほんの少し甘味、そこらの花咲くような旨酸味。
○中盤
お米の旨味がしっかりと表に出てきます。その裏で手を添えるやさしい酸味。
○余韻
辛味。グワっときます。お米の旨味→酸味→シュパっ!!という流れ。私の経験上、純米大吟醸クラスの中でのキレはトップクラス。
【燗つけ】
適温は「ぬる燗」あたりか。常温でも強すぎるアル感が大人しくなり、酸味と苦味のバランスも最適になる印象。
【甘辛】
辛口
★総評
旨辛系鍋島。純米大吟醸の記憶が薄れているので比較は出来ませんが、純大もそこまでかけ離れた印象はないと記憶しています。
適温は冷やすよりダンゼン常温、燗でしょう。冷やすとおそらく苦味と酸味のバランスが崩れて悪い印象になる予想がします。
適温は燗でしょうね!これからの季節、ハーベスト ムーンと並べて燗でいただくのが乙な鍋島かもしれません。
等外だろうと鍋島は鍋島であることには変わりはありませんでした。
今宵は鍋島米をお送りしました。さて、先月九州に降り注いだ大雨により九州はもとより、鍋島を醸す富久千代酒造さんが所在します佐賀県も甚大な被害を受けました。それを見た私は富久千代酒造さんと御宿富久千代酒造さんのスタッフ様が心配になりメールをさせていただきました。
幸い、蔵と御宿、スタッフ様には被害はなく安心した次第であります!とても丁寧なメールでの対応、ありがとうございました。
今宵も素晴らしい鍋島ライフを。原料米 鍋島米
テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1
鍋島 (佐賀 / 富久千代酒造)
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超シェルパ糊 2021年9月13日 15:37:38
やっと追い付きました(笑)
3枚目で僕の精が射されました(;´Д`)ハァハァ
喉の下辺りをナデナデと尻尾の付け根トントンはどんなぬこ様でもイチコロですね❤️
敢えて酒及びその米には触れない(笑) - ログインしてコメントを書く