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2021
11/15
しろこさん
満足度 4.0
旬のもので飲むシリーズ、いよいよ出てきた牡蠣の季節。
祖父母の実家があった鳥取では夏にどでかくてミルキーな岩牡蠣を食べるので、夏のもんだと思っていたけれど、世間的には寒くなってからがシーズン。
ポン酢で食べるのも、焼くのも、出汁で湯豆腐風にするのも、赤味噌のお鍋で食べるのも好き。
さて、今年はどうしようかな……。
そこでネットで見つけたのが「牡蠣のオイル漬け」。和洋どちらもイケるのでいいな。パスタにもできるし、残った油をぬくめてバゲットにつけて食べるのもアリ。
でも、瓶詰めを買うと10粒ほどで2,000円以上。すぐ無くなりそう。
ネット社会、超便利。「牡蠣のオイル漬け レシピ」で検索すると、ぞろぞろ出てくる。
100均で口の広いビンを買って煮沸消毒し、大粒の加熱用の牡蠣を20粒用意する。
水気を切って炒め、身が縮み過ぎる前に取り出し、残った汁にオイスターソースを少し入れて煮詰める。煮詰まる直前に牡蠣を戻し、醤油をひとさじ入れて煮詰め切る。
ビンに牡蠣を入れ、オリーブオイルをだばだばと注ぎ、薄切りのニンニクと鷹の爪とローリエを入れる。
2日後から美味しくて、2週間ほどもつそうな。
フタを閉めて冷蔵庫に入れ、開けるたびに胸がときめく。
あぁ、早く食べたい。
これで冷え冷えのお酒をキュッとやりたい。
2日後につまみ食いして、うーん、もうちょい浸かってからかな……と、1週間寝かせて飲み比べに持っていく。相手が持ってきてたお酒が、相性良さそう。
「安芸虎 『素』純米吟醸 うすにごり活性生酒 」
旨味が詰まってぷっくりした牡蠣のオイル漬けに、しゅわしゅわのシャンパンみたいな発泡酒がぴったり。甘すぎず、さっと消えていく感じもいい。
相変わらず「スコールみたい」と言いながら、飲んでしまった。
空っぽになったお酒は買い直せばいいけれど、牡蠣のオイル漬けの空きびんは、これはまた作って埋めなければ!という気持ちにさせられてしまう。
そんなわけで、週末に再チャレンジ。今回は「オイル漬けに選抜される大きい子」を選り分けてオイル漬けを制作しつつ(所要時間1時間強+5日)、残りの小粒ちゃんたちをガーリックオイルでさっと炒めて黒胡椒を効かせた物(所要時間5分)で飲む。
あれ、どっちも美味しい……という問題に突き当たり、今後もオイル漬けを作るかどうか揺らいでいるところであります。
特定名称 純米吟醸
酒の種類 生酒 発泡
テイスト ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1
安芸虎 (高知 / 有光酒造場)
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