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2021
11/26
masatosake さん
満足度 4.0
大阪酒蔵シリーズ かつての酒処 大阪・堺で2014年に復活した日本酒です
千利休 愛山
兵庫県A地区産愛山100% 精米60% アルコール17度
堺にオープンした利休蔵のアンテナショップにお邪魔してきました。こちらは44年ぶりに復活した堺の地酒の利休蔵。全量を純米で醸す堺の酒蔵です。
ここから利休蔵さんの紹介ページより引用、堺の酒造業の始まりは中世・室町時代といわれており、江戸時代の初めには京、大坂、奈良と並んで、堺は全国的な酒どころでした。当時、酒好きの江戸っ子たちに“下り酒”としてもてはやされた上方の酒を運んだのも、やはり堺の商人が考案した「菱垣廻船」です。明治以降も、堺の酒造業者の鳥井駒吉(現アサヒビールの創始者)がそれまでは樽詰めだった酒から瓶詰め酒を考案し、流通の革新に貢献。また、醸造改良試験所や醸造組合も堺の酒造業者が他に先駆けて設立するなど、日本酒の普及、業界の発展を牽引してきました。ところが、堺の酒造業は大正時代をピークに、明治13年には95軒もあった蔵元が昭和8年には24軒まで減少し、昭和46年を最後に堺の酒づくりの火は消え、その堺の酒づくりが2014年に44年ぶりに利休蔵さんによって復活です⤴⤴⤴
穏やかな上立香、色味は無く口当たりは控えめな甘みにピリッとした感じもありつつ、キュッとしてフルーティな酸味も見え隠れして、きれいな日本酒に仕上がっています。 #note78千利休 (大阪 / 有限会社利休蔵)