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2022
11/27
somewordstoday さん
満足度 4.0
乙女 吟醸
京都から山口への山陽路、まず最初に立ち寄ったのは赤穂市の坂越という港町。
時は遡り7世紀、聖徳太子の側近として国造りに邁進した豪族・秦河勝が蘇我入鹿の迫害から逃れ辿り着いた場所が坂越。
難を“避け越し”たことが地名の由来とも(諸説あり)。
…実は秦氏のファンでして(笑)
詳しくはハショりますが、太秦の地名にも残る通り京都の歴史とは切っても切れない秦氏は、高い醸造技術を持って大陸から渡来した日本酒とも切っても切れないお方達。
松牡丹レビューでも触れた、醸造の神様を祀る松尾大社を創建したのも秦氏ですね。
特に河勝さんは、京都に住んでいると数々の功績を目にするヒーロー的存在。
そんなお方の終焉の地でお酒を醸すのは江戸時代初期から続く酒蔵・奥藤酒造さん。
これは訪れないわけには!
上立ち香はうっすらメロンな吟醸酒らしいフルーティーさも。
含むと甘味から入るも、追ってアル感。
ヒリッっとした辛味が舌を覆い、しっかりめの旨味が舌に染みる。
一見フルーティーで甘めな乙女ちゃんですが、決して可憐な感じではありません。
芯のある強い乙女。
高アルなこともあり後々ズッシリくるあたりに深い歴史を感じますねー。
秦河勝の墓所がある生島は、神聖な空気を纏っておられました。特定名称 吟醸
原料米 山田錦
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
乙女 (兵庫 / 奥藤商事)
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somewordstoday 2022年11月28日 00:38:32
たけさん、まさにTHE地酒なお酒でしたー🤗
奥藤さんで試飲した47キャトルセットというお酒はモダンな印象で全国受けしそう🤩
角打ちで見かけたらぜひ❗ -
somewordstoday 2022年11月28日 00:56:08
ひさのこさん、ありがとうございますー❗😆
いやいやmasatoさんには遠く及ばずです🤣
レビュー数も1ゲット2ゲット数も桁違い❗😳 -
somewordstoday 2022年11月28日 00:59:09
播州さんに続く乙女レビューでした😆
試飲した忠臣蔵の純吟と47キャトルセットも美味でしたねー🤗
道中先が長いため泣く泣く1本に絞りました🤣 -
somewordstoday 2022年11月28日 01:03:31
まくらさん、坂越は素朴ながら大切に保存された建造物が立ち並ぶ素晴らしい町並みでした🤗
奥藤さんは浅野家にもお酒を献上していた赤穂藩の御用酒屋だったらしいですよ😳 -
somewordstoday 2022年11月28日 01:15:42
くろーばーさん、ありがとうございます☺️
奥藤さんと言えば忠臣蔵ですが、ついつい飛鳥時代に遡ってしまいました🤣
秦河勝は能楽の祖と言われますが、忍者の祖という説も🤔なかなか興味深いお方です🧐 - ログインしてコメントを書く