fujiさん(2022年12月14日)の日本酒「花邑」レビュー

花邑 雄町50 純米吟醸　
原料米：雄町　精米歩合：50％　アル度数：15
酵母：非公開　日本酒度：-6.7　酸度：1.6
製造：2022.12（当月）ネット購入 3,696円(1800ml)

1. 吟醸香：B (A.明快な主張　B.そこそこ有り　C.特徴弱い)
ややりんご、マスカット様。品のあるさわやかな香りではあるが鋭い主張は無い。若干、マジックインキ系が混在する。

2. 甘さ、酸味、苦み
発泡性は無い。酸の主張はほぼ無い。苦みはややある。第一に感じるのは柔らかな甘みとしっとりとしたまろやかさ。酸味が少なく酒質はやや単調だが、ほのかな苦みからコクを感じる。

3. 淡麗か芳醇か
グラスに注ぐときに既にとろっと感があり、芳醇な酒質を感じる。

4. 総評
特徴はまろやかな甘み、決して過剰では無い。若干の苦みが背後にあり奥深い味わいを醸している。確かに美味い。愛好者は多いと思う。ただ、個人的には酸の軽妙さが欲しかった。

5. また買うか：B（A.買う 　B.買うかも 　C.買わない）

＜余談＞
・栓が添付してきた。元栓は若干、甘かったようだ。替え栓はピチッとはまる。ところで栓の不適は過去にもあった。恐ろしく固く指で開けられなかったのが浦霞NO12, 醸し人九平次も結構キツかった。
・この時期のクール便
１２月中旬の外気温はここ東京では深夜から午前中で6-9℃くらいだが通常便で到着時（午前中配送）の瓶温度はどれも15℃前後だった。夏場ならクール便は必須だがこの時期、外気温ほど配送時に下がっていない事を知る。生酒ではやはりクール便(+\440)を使った方が良いのかも。ちなみにクール便だと夏場で到着時瓶温度は10℃前後であった。