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2022
12/28
ばんない さん
満足度 4.5
鍋島 純米吟醸 Orange Label 生酒
2022.12製造
鍋島97本目 鍋島100本まであと3本
【鍋島年末大忘年会inばんない城2022】
鍋島大忘年会の最後はやはりこの鍋島…オレンジラベルになります。
火入れが廃止になりオレンジラベルは生酒限定酒なっています。なので実質オレンジと出会えるのは12月から4月までの期間となっています。
オレンジラベルは私個人として大切な鍋島。私が初めて自分で購入して飲んだファースト日本酒です。
そんなファースト鍋島を特別ゲストの方と飲み交わす
ことができることは大変光栄の極みでありました。
では、今宵の鍋島オレンジレビュースタート。
【スペック】
○使用米
五百万石
○精米歩合
50%
○アルコール度数
16度
【味わい】
○温度帯
花冷え→冷
○香り
吟醸香、お米、アルコール
○含み
サラトロからの吟醸香と優しい甘味。
○中盤
生らしいみずみずしさ、お米感とジューシーさを感じられます。パープルほど中盤は華やかではなく、お米感が強いです。
○余韻
パープルよりもはっきりとした鍋苦がグワッときます。あぁ、コレだよコレ…。
【甘辛】
ちょいちょい甘
★総評
パープルとの違いは私的にはかなり微差だと思いました。含みから中盤までは生らしいフレッシュ感やピチピチの飲み口とフルーティさは共通でありました。違いが現れたのは余韻から。
オレンジはパープルと比し米旨苦感が顕著に現れる印象。パープルが華やかなフルーティ香でキレる印象とは正反対の位置付けです。
正直中盤までパープルとオレンジでほぼ変わらぬ印象だったのは想定外で、含みの味わいから違いが出ててくる予想を大きく外れたのは意外でした。
はい、鍋島の新酒ですが、間違いなく今年の鍋島の新酒もおいしいことには間違いありませんので皆さんにつきましては安心してご購入していただければと思います。グリーン、パープル、オレンジ…全てを通じて鍋苦をしっかり感じられる、鍋島らしい芯が通った味わいに仕上がっていました。
あ、ニュームーンをまだ飲んでない…。明日飲みます。
今宵も素晴らしい鍋島新酒ライフを。特定名称 純米吟醸
原料米 五百万石
酒の種類 生酒
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
鍋島 (佐賀 / 富久千代酒造)