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2023
5/15
ぐらんてぃふぉん さん
満足度 4.5
天下錦 特別本醸造 火入れ 1.8
製造 2023年2月 開栓 4月14日
昨年5月以来の投稿です。
その前は一昨年の5月とな‥‥つ〜か、5月にしか上げてない。
他の11ヶ月は休肝? ンなワケない。
手元の備忘録ではその間に一升瓶だけでも24本買っている。
それを2週〜1月かけてじっくり飼っているとやっぱりね、
どこかで愛着が湧いてくるんです。
となると悪くは書けない、ペットか!
ま、単なる面倒くさがりなんでしょうけどね。
毎日のように投稿されている方、ホント尊敬申し上げます。
さて、随分前になりましたが胃が硬化いや伊賀甲賀の酒蔵巡りをした際、
国道沿いの酒蔵(らしきもの)を発見。
家人が「本醸造と大吟醸しか置いてない(間が無い!)」
と名張市内の特約店を紹介され訪問。
そこで特別純米7号酵母を買い求めたのが出会いでした。
フツーの純米が無いんです。あるのかもしれないけど見たことない。
本醸造と大吟の間は純吟そして特別○○となります。
勝手に想像するに、一番下と上は地元向けでクラシックなラベル。
地元のスーパーにも置いてあったり、たまに無かったり。
間が特約店向けでシュッとしたラベルです。
「夫婦でやっている」とか「日本一小さい」というのはままあるが、
ひとりってのは‥‥ネ。
「今日が入荷日だけど、いま蔵元がラベル貼りしてるからまた来てね」
「週明けに入る予定だけど何せ1人でやってるから」はもはやお約束。
「いいよいいよ、作ってくれるだけでありがたい」のが特別純米でして、
ツレはこれのリピーター。
これを買いに行って上記の理由で代わりに購入したのがこれです。
特別本醸造の火入れ、これは旨いです。
穏やかな開栓、果実の香りは優しく甘み主体ながら辛味と苦味を僅かに感じさせる。
開栓早々のみ若干のアル感が残るが時間とともにさようなら。
特別純米をピリッと引き締めた大人のイメージです。
無濾過生原酒よりも安定感があり、
冷から燗まで崩れることなく一ヶ月楽しめました。
「昨年辛口にしたところ、一昨年の甘口を気に入った方から甘口がいい!と求められたため今年は甘口にしてみました。来年は再び辛口かもしれません。」と裏ラベル。
面白い。
特約店にて 税込 2,970円天下錦 (三重 / 福持酒造場)