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2023
7/19
dotdash さん
満足度 5.0
秋田市を中心にした大雨による浸水被害の復旧を願いつつ、恒例となった花邑の四合を確保。冷蔵庫に空きがなく、陸羽田の純米と迷ったが、雄町の純米吟醸に。
最初は軽やかな蜜の香りと雄町の甘さが印象的なものの、くいっとキレも良く、さっぱり心地良く杯が進む。旨いです。
火入れでも要冷蔵な花邑ですが、我が家の冷蔵庫は四合しか入らないので、もっと四合瓶を出して欲しいと思います…いかがでしょうか?
最盛期は二万石もあったものの、「歴史はありますが、地方にいて地元向けの酒造りをしているだけだと限界がある」ということで、新たに十四代の高木酒造から技術指導をうけ、花邑と命名された酒。
現在の杜氏はまだ30代の元神奈川県警の婦警だった方で、2020年からというから四合瓶シリーズはその方の企画なのかもしれない。今年は高校生の息子が同級生たちとラベルをデザインした「MAMA」という県内限定の純米吟醸も発売したりと、なかなかのご活躍ぶり。
経済が右肩上がりの時代は都市部が面白いけど、下り坂の時代は昔の成功が捨てられない都市部よりも、断然地方の方が自由で面白い…と思う。特定名称 純米吟醸
原料米 雄町
酒の種類 一回火入れ
テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1
花邑 (秋田 / 両関酒造)