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2024
11/13
ぐらんてぃふぉん さん
満足度 3.5
富士の光 純米酒 0.72
製造 2024年9月 開栓 10月28日
美し(うまし)国を呑む⑳
小さな町の旧東海道沿いに酒蔵が2軒。
三重県北部の朝日町の安達本家酒造さん。
もう一方は御山杉の稲垣酒造場さん。
R5BYをもっての蔵じまいは残念でした。
落ち着いたドライバナナの甘い香り、
穀物感、やや熟成、そしてクラシカル。
甘いドライフルーツ、氷砂糖、苦味少々。
含むうちに薄い砂糖水、甘たるくはない。
むしろ薄い甘味に苦味が際立つ。
のど越しでそのまま口に甘味が残り、
苦味の余韻がしばらく続きます。
精米歩合75% アル分15度
昔の日本酒感のようなクセは全く無いが、
同時に米の旨味もほとんど感じません。
開栓当初は土産物屋やスーパーで売っている
大吟醸のようにとにかく薄くて平板ですが、
瓶も確かにそんな大吟然とした佇まいですね。
1週間ほど置くと少し厚みが出てきます。
酒タイマー好きなお酒ではありませんが、
クセのないお手頃価格の純米酒を求めるなら
これもアリかな。
知っている酒屋では扱いが無かったが、
近所のイオンで見つけましたよ。
スーパーにて 税込1,298円富士の光 (三重 / 安達本家酒造)