barklayさん(2025年1月22日)の日本酒「三十六人衆」レビュー

三十六人衆　暁天　純米超辛口
製造年月　2024年11月（！？）

常温：白湯のような飲み口に安定した辛味の塊。ガツンとくるわけでもピリピリ、チリチリでもなく緩やかな塊を知覚し、その中に少し遅れて甘味を認識する。そのままゆるりと流れていく。重ね飲みで最後に少し苦味があるかな？程度。クラシックながらも菊勇さん特有の薄口の味わいでクセなく飲みやすい。セメ感もほぼなく超辛口と身構えるほどでもないかな。全体的に米感のある感じ。
つまみとも普通に合う。面白味はそこまでないかもしれない。普段使いとして便利といったところ。

追記：林檎の甘味、仄かな渋味苦味からの辛く控えめに〆。日本酒を感じさせながらも控えめで相変わらず食中酒として安定している。

ぬる：表裏一体の甘苦がすーっと尾を引く感じ。それでもアル感の嫌らしさはないので飲みやすくアテに合わせやすい。

熱：ぬるーっと上白糖系の甘味が侵入したかと思えばスッパリキレる。これが辛口の真髄か。

山形は酒田市の木川屋より3938円(1800ml)。三十六人衆最後の特約店。水天で惚れて追加購入。蒼天もありますが、も少し漬けてのお楽しみです。