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2019
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Kenji Iwasaki さん
満足度 4.0
奥鹿(秋鹿酒造:大阪) 山廃 無濾過生原酒
山田錦
精米歩合60
アルコール度数18
日本酒度+6.0
酸度1.7
アミノ酸度1.4
昨日開栓したのは火入れの原酒
今日開栓したのは生原酒
山廃古酒の飲み比べ
外観:
2012年上槽ってことで7年の熟成酒。
透き通ったきれいな琥珀色。
香り:
うん、しっかりと熟成香。昨日の火入れのほうは山廃って書いたけど、昨日のもしっかりと熟成香はあった。後から「あぁ、これはこの香りだった」っていうのはよくある…
べっこう飴やカラメルのようなほろ苦い香りが強い。他には木香も感じられる。
味:
飲み口はやはりしっかり山廃。
ただ熟成酒ということでべっこう飴をなめているようなほろ苦い甘味と苦味を感じる。
甘味は弱めで、中盤あたりからほんのわずかに酸味を感じ、後口で苦味を感じてフィニッシュ。
余韻は中程度。そこまで長引かずにスッといなくなる。
どういうふうに寝かせるとこういう感じの古酒ができあがるんだろう。
火入れも生も日本酒というよりは度数の低いウイスキーを飲んでるような感覚だった。
でも、古酒でも普通の日本酒って味のものもある。
寝かせてる温度の違いなのかな。
なかなかに興味深い。
特定名称 純米吟醸
原料米 山田錦
酒の種類 無濾過生原酒 古酒 山廃
テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1
奥鹿 (大阪 / 秋鹿酒造)