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2019
7/14
酔楽 さん
満足度 3.5
この「香露」から抽出された9号酵母は、「香露酵母」ともいわれ、今でも日本全国の銘酒の酵母として使われています。近代日本酒の吟醸酒造りのお手本ともいわれた「香露」の大吟醸をいただいてみました。醸造量が少ないために大変高価ですが、いつかいただいてみたいと思っていた銘酒です。
澄み切った雑味のない味わいに酸味が際立ちます。酒度が高いのか、アル添のせいなのか辛味でキレていきます。
これだけのクォリティーでアル添であることが残念。前回と同じく、純米でいただいてみたい銘柄です。
冷から室温になると甘味が沸き上がり、酸味とのハーモニーが一段と増して呑みやすくなりました。
総じて、透明感のある綺麗なお酒でした。
2日目
高価なお酒ですが、掟破りの燗付けでいただいてみました。
思った通り、多くのアル添がそうであるように、舌に刺さる刺激が無くなりより美味しいお酒に変身しました。
ぬる燗でしたが、場合によってはアリですね。特定名称 大吟醸
テイスト ボディ:普通 甘辛:普通
香露 (熊本 / 熊本県酒造研究所)