上げ馬 （あげうま）

三重県は多度のお酒、いいですね

上げ馬　初しぼり純米吟醸　生原酒

お正月らしい風貌に即決で捕獲
味は万人ウケしないかもと、
不安になるほどに、、素晴らしいコクと深み
まろやかな甘さが溶け込む中、
苦みと渋みで見事なバランスをとってます

これは新年一本目の開栓に、
面白いのを選ぶことができました
年末は嫌なことが続きましたが、
幸先良い新年にあやかって、、
2025年、少しでも良い年になるといいな
それではあらためて、
　　明けましておめでとうございます
　　本年もよろしくお願い致します

冷酒 4.5
常温 4.5
お燗 4.4
炭酸 4.4

冷やし過ぎると味が少しだけ尖ってます
5〜10°cあたりがまろやかに感じて良きかなと
生なのに、ウイスキーにも似たコクや熟成感

温めると辛味が参戦します
ぜんぜん嫌な感じはありません
当然かもしれませんが、
生の良さはなくなっちゃいます

上げ馬　純米吟醸　山田錦

鳥羽市もりした様購入3/5本目
含んで感じるお米の旨さと滑らかな水質、
辛さが長めで〆ていきます
二口目からはもう辛さが気にならなくなり、
柔らかな水に、
体も心もほぐされていく程に幸せで
グイグイいけちゃうから、
かなり危険なお酒かもしれません
酸味しっかりに、程よくスマートで繊細な甘さ
舌をものすごく試されてるような気もしますが、
わたしではお応えできませんw
温度あがると、辛み復活です

冷酒 4.5
常温 4.5
お燗 4.5
炭酸 4.6

時間経過とともに甘さが増してきます
炭酸にした際の
甘さ控えめになる酸とのバランスが程よく、
チリ感の心地よさと、、
ドライ感が気持ちよかったです

上げ馬　純米吟醸　神の穂　1.8
製造　2024年2月　開栓　2月24日

美し(うまし)国を呑む①

美し(うまし)とは「満足すべき状態」、
伊勢の国(三重県)を表現した言葉です。
ネーミングは何と、天照大神だそうです。

1月投稿の「御山杉」の休蔵宣言で、
地元民の地元知らずを痛感しました。
三重県酒造組合によると、県内に33蔵。
半数以上は過去に飲んでいますが、
この機会に改めて追ってみることに。

先ずは桑名市多度町の細川酒造さんから。
酒名の由来は多度大社の「上げ馬神事」
からですが、レビューは炎上なしね(笑)

口開け早々殆ど香らず微かにバナナ穀物感。
ミネラル感のある渋苦から入り辛味を誘発。
濃醇寄りの含みの辛口は涼しく深い霧の中、
喉越しで一瞬、光が射すように感じる甘味。
最後は再び苦味で締まるなかなかの燻し銀。

数日で開いてきたか、仄かに和糖の甘味、
柑橘系の爽やかさも漂い始め少しイイ感じ。
気難しさを装いながらも実は‥‥、
何故か往年の名脇役、宮口精二が浮かんだ。
映画「七人の侍」の久蔵です。
飽きずに日々チビリチビリできるお酒です。

酒蔵にて　税込2,800円

純米吟醸
すっきりしている。

日本の酒情報館🍶

上げ馬　純米酒。かなりおすすめ。三重県産米（主に三重の夢）、精米歩合：60％、日本酒度：+5、酸度：1.8、アミノ酸：1.2。冷酒で開封、冷酒で呑む。口に含むと口当たりが非常に滑らかで柔らか。上品な甘みの後に弱い酸味と苦み、主張のある旨味。後味甘め。二日目は全体的なまとまりがでてくるが、個人的には各要素が主張している一日目が好き。味わいが濃いのに驚異の滑らかさは他にない。4合瓶990円でこのクオリティは正直、亀齢に匹敵する。

上げ馬　純米吟醸　細川酒造　三重
神の穂 精米60%　アルコール15%　日本酒度+5
穏やかな上立香で色味は無く、滑らかな口当たりでクラシカルな甘みを感じながら、同時にほんのり蜂蜜の様なまったりした甘みもあります。
味わいしっかりしていて軽く柑橘を感じるキュとした酸味があり雑味はなく、後口すっきりとしてます。昔ながら味わいも感じますが癖がなくキレイな味わいで旨いです。よくあるクラシカルな味わいとは一線を画し、個人的には少し珍しい味わいにも感じて面白くて凄くいいです　#note87

上げ馬 純米吟醸
20210904

三重県伊勢市の立呑屋にて。
滑らかでスイスイ系。
こいつは飲み過ぎ注意。
美味い。