「カラフル」
新潟・麒麟山・煇(kagayaki)・大吟醸・越淡麗・精米歩合40%・原酒・瓶火入れ・6月と11月のみ出荷 【投稿第1号】
・僕の冒険の扉を開けた KIRINZAN 輝き
・新潟出張の折に立ち寄った居酒屋でいくつかテキトーに飲んだ後で、店のお兄さんと「思いっきりフルーティなやつは?」「いや新潟は基本的に淡麗かつフルーティですよ」みたいな会話の後で、「ちょっとこれ飲んでみてください。サービスでお代はいりません」と1杯だけ出てきたのがこれだった。
・「なんじゃこりゃ!」「こ、これは?」「麒麟山のカガヤキです」「売ったら1杯いくらくらいなの?」「あんまり無いんで売ってませんけど。1,500円は超えるかな」おにいさん、男前すぎる
・その夜は他の全てのお酒が色褪せた。仕事中も頭に残って離れずに帰ってから早速通販で注文。そして麒麟山酒造に問い合わせて地元の特約店もゲット。それ以来、大事なイベント事、接待(お土産)の定番と化した。帰ってくる場所、というかいざという時に迷わない定番があると便利ですね。180mlのミニボトルをいろんな人にあげた(笑)
・「伝統辛口」「辛口一途」を掲げる麒麟山が、年に2回だけ『タガを外して』品評会志向で造るのが煇(Kagayaki)だという
・敢えてのアル添で閉じ込めた溢れ出る吟香と、原酒ならではの尖った好戦的な青き甘露。同じ大吟醸と言っても、水墨画の仙人のような完成した貫禄や落ち着いた透明感ではなくて、狂気の画家が色を重ねたような危うい躍動感と未熟感を残す。ある意味の不安定感、落ち着かない不純さや未完成感をRockに感じるかどうかで好みは分かれるだろうが、一言で表現すれば「カラフル」。
・写真は2016頃の旧デザインボトルと最近のやつ
<旧サイトから引っ越し分のため日付は正しくありません>
特定名称
大吟醸
原料米
越淡麗
酒の種類
原酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:甘い+1