群馬県沼田市の尾瀬のふもとに明治35年に創業した大利根酒造の代表銘柄「左大臣」。酒銘の由来となったのは、かつて二条天皇の時代に左大臣だった藤原常房の次男である尾瀬三郎藤原國卿。都を追われて尾瀬に住みついた尾瀬三郎が、「尾瀬の左大臣」と呼ばれ里人らに親しまれていたことにあやかって、尾瀬に蔵をかまえることから「左大臣」と命名したそうだ。尾瀬の地での酒造りの起源は、江戸時代中期までにさかのぼる。自然豊かな風土と気候をいかし、今なお昔からの道具をつかって丁寧に手造りで醸している。環境問題への配慮も大切にし、カーボンオフセット対象の商品として登録されている「左大臣 純米酒」は、飲むことで利根川の森林が整備され、良質な川の水が保たれるという好循環が生まれる。日本酒造りのために排出された二酸化炭素は、みなかみ町須田貝の森林によって吸収される仕組みだ。すっきりとした飲み口ながら、米の豊かな旨みが口いっぱいに広がり食中酒としても人気が高い1本だ。
左大臣のクチコミ・評価
左大臣と同じ酒蔵の商品はこちら
左大臣の酒蔵情報
名称 | 大利根酒造 |
---|---|
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 左大臣 望郷 沼田城 花一匁 尾瀬の雫 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 群馬県沼田市白沢町高平1306−2 |
地図 |
|