廃業になる蔵を練馬の酒屋が引き受けて、若手がほぼ一人で運営しているらしい越後伝衛門のハイネ。
なんでハイネかというと、たかね錦を使用しているからで、高嶺=ハイネだそう。他もミシャグチとかタマキハルとか凄いネーミングだなっと思ってましたが、結構な読書家と伺いました。ラベルも詩人のハインリヒ・ハイネからイメージしたとのこと。なるほど。
甘味を抑えたポカリスエット…とは購入した酒屋さんの言葉で、確かにうす濁った色合いやスポーツドリンクのようなぶどう糖を感じますが、なんといってもフレッシュな酸が印象的。余韻の渋みも含めてバランスがユニーク。初なので口に合わなかったら会社の若手に飲ませようと思いましたが、単独でも飽きることなくスイスイ進み、意外とケロっと空きました。
一つだけ難があるとすると、ラベルにBGMはアイドル(yoasobiのだと思う)とあるが、それは違うんじゃないかと思います。でも、面白い酒。がんばれ、若手!で+0.5
特定名称
純米大吟醸
原料米
たかね錦
酒の種類
生酒 山廃
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通