「久保田」や「朝日山」を輩出する蔵元が出す9月限定出荷の純米大吟醸「得月」。月見酒をデザインしたラベルに、そのメッセージが込められている。新潟県産米のゆきの精を、空に輝く満月のように丸く、精米歩合28%にまで磨き上げた酒で、低温で1か月程度かけて発酵。気品ある香味と優しい味わいは、軽く冷やすとより旨さがにじみ出る。やわらかで上質の軟水を飲んでいるような口当たりで、秋風の心地よさに通じる旨さ。9月を心待ちにするファンが多いのもうなずける。
得月のクチコミ・評価
得月が購入できる通販
得月の銘柄一覧
銘柄 |
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得月 純米大吟醸 |
得月の酒蔵情報
名称 | 朝日酒造 |
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特徴 | 「久保田」の醸造元・朝日酒造は、新潟県長岡市に蔵を構えている。30年近くかけて2012年に竣工した新しい蔵は、とても近代的。ステンドグラスに飾られたエントランスホールほか、農業生産法人「有限会社あさひ農研」を設立しての米作り、蛍の里づくりやもみじの里づくりの地域活動など、話題に事欠かない。 「久保田」が誕生するまで朝日酒造の看板商品は「朝日山」だった。地元の人たちの定番酒、毎晩飲む酒として親しまれてきたが、1970年代後半、安売り合戦時代の到来で日本酒業界は苦難に直面。多くの酒造メーカーが変革を余儀なくされ、朝日酒造でも社運を賭けての新商品開発に取り組んだ。 こうして1985(昭和60)年5月、新商品をリリース。酒銘は「久保田」、朝日酒造の屋号を冠した勝負酒の誕生だった。酒質は品格のある淡麗辛口、スッキリとしてキレのある味わい。産業構造が肉体労働から頭脳労働中心に変わって、味覚嗜好も「重厚長大」から「軽薄短小」「高付加価値」に変わり始めた時代だった。その流れに合わせての新商品は、瞬く間に市場の支持を得た。「久保田」のシリーズ展開は次のとおり。 「百寿」:辛口で飲み飽きしない特別本醸造/「千寿」:香り穏やかな食事と楽しむ吟醸酒/「紅寿」:冷酒からぬる燗まで楽しめる純米吟醸/「碧寿」:ぬる燗が美味しい山廃純米大吟醸/「萬寿」:久保田シリーズ最高峰の純米大吟醸 (八田信江) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 朝日山 越州 久保田 越乃かぎろひ 洗心 得月 参拾弐 神童 越淡麗 呼友 轍 もだん 千年翠 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 新潟県長岡市朝日880-1 |
地図 |
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