「橘倉 大吟醸原酒 蔵」
正月に四年放置モノの蔵を飲んだらタンス仕込みの紹興酒だったわけですが、今日も蔵。
これも義弟から頂いたヤツ。
しかしコレは美山錦を更に35%まで磨いてます。
出品酒ではないみたいですが、橘倉のフラッグシップ的なヤツ。
そしてちゃんとついこないだ作られたヤツ。
どれどれ。
おっ、おばあちゃんのタンスにしまっておいた和の果物感。
そこから華やかなおばあちゃんの香りを残しながらすっきりキレます。
35%まで磨いちゃったら何が残るんだろう?という心配は無用でした。
綺麗なおばあちゃん、かなり旨いです。
全体としてはやはり丁寧に作られた酒だなというイメージ。
そしてここの酒にはどれも共通の香りがあるんだけど、きっとコレが蔵の香りなんだろうな。
そんなコイツに合わせる今日のイッピンは久々に出ました、鮒ずし(笑)。
中でも旨いと言われる沖島産。
日本酒に合うアテは色々あると思いますが、この鮒ずしは日本酒に合わせるためだけに作られたんか?と思うくらいの相性です。
よく「くさい」て言われるんだけど、そんなもん嗅がずに口に放り込めばええんです。
そうすれば自分がその匂いになるからもうわからん(笑)。
要は納豆と同じか。
フッと香るとくさい。
でも、スースー嗅いだり食べたりしても臭くない。
あの原理だな。
知らんけど。
あ、鮒ずしの残った頭は捨てずにお椀に入れて熱湯ぶっかけて味の素3フリ。
三分待ったら旨味たっぷりの鮒汁の出来上がり。
飲んだことないダシが出ます。