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2019
12/21
務め人苦弊死 さん
満足度 4.0
鳳凰美田 Gold Phoenix
もはや普通の純米吟醸あたりはある程度飲む前から味が何となく想像できるようになってきたので、少しづつ高級志向にジョブチェンジしようかと。(次回はNo.6xmasかXか黒龍八十八号を開けます。)
4合5500円。愛山とはいえ精米歩合45でこの値段。なかなか。ちなみに画像の分量で1375円。純米酒4合買えちゃうね。
色はうっすらGold。香りはほんのりフルーティ。
いただきます。
初め、含んですぐに甘みのベールを展開。
で、中盤広げた端から柔らかな酸味に変えて畳んでいく。
飲み込んだくらいが酸味のピーク。
酸味が消えた後にほんのり苦味か渋みがひょっこり顔を出す。
こんな流れ。BlackPhoenix概ね同じ流れ。No.6Xの流れとも似てる。
いいお酒だけれど、このみとはやや違うかなぁ。4点。
箱が最高に格好いいので加点を悩んだ。
ちなみに過去開栓までに最も時間を要したのはソガペールエフィスでしたが、今回更新しました。未だにどんな開け方が正解なのかすら分かってない。。。
以下雑記
これまで定価3000円/4合を超えるお酒は、No.6のXか風の森アキツホ22しか購入してじっくり飲んだことがありません。が、今回のgp含め全てに共通して実感したのは、とにかく甘み苦味等各種要素が明瞭に感じられるということですね。なんというかストーリーが成立しているというかコンセプトが明確に提示されているというか。一般に言う雑味がないってこういうことなのですね。ということは高い酒、精米歩合が低い酒こそ初心者向きということになるのでは。となると、純米酒や本醸造レベルのお酒で楽しんでいる方がより高尚?ハイレベル?でたまの高い酒で喜んでいる自分はまだまだということに。
...ソガペールエフィスの裏ラベルくらい汚く長い文章を書いてしまった。鳳凰美田 (栃木 / 小林酒造)