石鎚 （いしづち）

石鎚 本醸造 極み辛口 +10。石鎚の中では一番好きかも。冷で開封、冷で呑む。しっかりとした旨味がありながら、ほのかな甘みを感じる。本醸造としての辛口感がありながら、すっと呑める爽やかさが両立する。燗にすると甘みが飛び、とびっきり上等の爽やかな辛口酒になる。戻り燗だと餅のような甘みが勝ち、穀物感が出て、個人的に好みから若干外れた。ここが良ければ、星5でもよい。ただ素晴らしい。

石鎚 春の酒 純米吟醸 槽搾り 火入れ
青リンゴのような爽やかな果実香がする。(春酒らしさか？)
買ったお店で売れずに冷蔵庫で寝かしてあっただけに少し熟成感のある香りも感じた。
呑んでみると最初にやや渋みを感じ、甘くも辛くもないちょうど中間の日本酒度のアルコール感なので食中酒に行けそうな感じがした。酸はほとんど感じない。
熟成感からくる呑みにくい感じはなく、食中酒向けの石鎚の酒に良い感じに熟成による旨味が乗ったように見受けられた。ひやおろしと言われても気づかないかも。
そのまま呑むとやや物足りなさを感じるかもしれんが、鶏モモなどの焼き物と合わせると油を流してくれるので焼き鳥にはベストマッチしそうに思った。
4.3点

嫌なところがなく、スイスイ飲める。
甘さは控えめで、辛さ苦さはない。
派手な香りはなく、ほんのり瑞々しい。
料理の邪魔をせず、美味しく控えめに寄り添ってくれる感じ。

石鎚 純米 雄町60%
意図せぬ石鎚呑み比べ。純米雄町の割りに入りはスッキリ、それでも余韻に雄町らしさあり。こちらは温度に上がるにつれ、コクが出て来て良い。今回は試せなかったが、裏ラベルにあるように燗につけると旨味が膨らみそう。

石鎚 純米大吟醸 袋吊りしずく酒 松島三井50%
意図せぬ石鎚呑み比べ。さすがに丁寧なつくりの酒だけあって、透明感があって柔らか、ラベルの色合い通りメロン様の芳醇甘旨感はありながら、スッキリ吞みやすい。温度帯的には花、涼くらいが良い。

石鎚　純米吟醸　緑ラベル
製造年月　2024年2月

飲み口なんともいえない風味。甘いです。辛いです。終わり。と、評価の難しいお酒。飲み口は〇〇です、といわれたら「あ〜そうかも？」となる。余韻はほぼなし。スッキリ終わらせてくれるのでアリな部類。
ただこのお酒の真髄は刺身と合わせたときにある。初め無味(他の料理でもほぼ同じ)で味わわせてくれるのだが、終盤少し魚肉の生臭みを感じてきたところで辛くキレて消えてくれる。これには身体が震え上がってシビれた。脂身の多い刺身でもたれかかってきたときの相棒にもよい。他のお酒は生臭さが残るのに、しっかり気付けしてくださる。
ぬる燗にするともたれかかってくるような甘みの後酸味でくっとキレる。これはこれでアリ。

元住吉のたけくま酒店で1689円。

石鎚　夏吟
ラベル裏書にデリシャスりんごのような華やかな吟醸香…とある通り爽やかな香りです。醸造アルコールでスッキリキレが良いです。暑くなってきたこの時期にぴったりなおいしさです。

ごくわずかに無機質な香り。
口にするとキリッと辛さが立ち上がる。
でも、ラベルの印象ほどは辛さを感じない。

最初は少しピリッとする辛味があるけれど、その後にほのかな甘みがじんわり広がる感じ。飲みやすくて、ペロッと飲んじゃう😛素材を活かしたシンプルな料理にぴったり合うしお酒単体でも楽しめそう🍶

石鎚酒造さんの石鎚　純米吟醸　春の酒
春なので春の酒を。
辛口の部類。旨辛。石鎚は基本辛口。呑みやすい方だと思います笑