国香 （こっこう）

國香　特別純米（無濾過）
秋口にかたやまさんで購入ささ、年末用に大事に取っておいたものを、口開け。瓶の茶色が隠しきれない乳白色です。
軽くシュワ感があります。まずメロンが鼻腔をくすぐりました。一口で苦味と甘味がジュワッと、ケタグリは、軽めですね。
呑んじゃいます、年末年始は早めに消化します❤️
ご馳走様でした

国香　特別純米　¥1320
これは…甘くない酒だ。
旨味はあるが、辛口とも違う？

シッカリとした旨味、ほのかな吟醸香、キリリとした辛口の飲み口、バランスがとれた食中酒。

國香手作り純米吟醸中汲み雅の粋
静岡のかたやま酒店さんで購入しとっておいた國香
美味しい、メロンからのケタグリ、タイプです
旨味が、凄い。
ご馳走様でした

國香 吟醸 雅のしずく

こいつぁスゲェ！
入口で「おっ！？甘・・・」と思わせておいて、甘さが！ない！
立派な門があって、その先にはさぞ立派な邸宅があるのだろうと誰しも思い込んでいるのに、実際には無い、そんなギャップである。
この酒は飲んでいるうちに旨くなる、少し回って来てからが旨い、それなりに旨味がある、という正真正銘のダラダラ飲む呑兵衛に適した最高の酒質を持つ。呑兵衛の諸君、断言しよう、コイツは最高だ。

酢イソ大優性でありつつ、いわゆる穏やかな香りの範囲。口に含むと甘さが来そうで、来ない。入口の「吟醸でーす」みたいな構造物（フォーマット）の輪郭のみをはっきり残しつつ、なんとそのままエンディングである。とは言っても、キレッキレみたいな感じではなく、同蔵の特別純米酒と同様に、キレていくプロセスを感じられるだけの時間が確保されている。

勢いよくスパっと切られた方が、人間としても痛くない。しかし、この酒は時間を掛けつつ切っているのに、痛くない。

総括すると、ビックリするほどに穏やかなのに、点々を一つ一つ見ていくと、実は自己主張が激しいといった印象。一瞬意味が分からないのだが、とにかくどの点においても譲らない感じ。

タンレイカラクチの呪縛をキモチエエと思えるような、昨今のジューシィでは物足りないと感じるような、いにしえの酒を好む方々におすすめしたい。そして、本物の、とか真の、といったような枕詞に惹かれる厨二病なアナタにもおすすめする。「これがそうです。」

特別純米酒（火入れ）
日本酒度　7.0
酸度　1.3
アミノ酸度　1.2
使用酵母　静岡吟醸HD-1
使用米比率　山田錦20%、五百万石80%
精米歩合　60%
飲んだ温度　常温

複雑で穏やかな香りから始まり、控えめな甘味が漂い、酸味と旨味が高揚して来て、飲み下すとふくよかな米の感じに包まれつつ、食欲をそそる苦味が一瞬現れた後、酒の味はゆるやかに消えていく。

典型的な静岡酒かと思いきや、それだけで終わっていない。

香りはカカオ的なほのかな熟成香と弱いメロン香の中で、藁、乳清、セメダイン、松ヤニといった微弱な要素が絡み合い、複雑になっている。

味わいは米のふくよかさが厚みを構築しており、酸味と旨味を支える土台になっているようにすら感じる。そして、静岡酒でありながらこの酒の真骨頂は最後まで寄り添い続ける控えめな甘味だと思う。飲む前はスパっとキレるタイプを想像していたが、実際にはゆるやかにキレていった。その散り様をしっかりと味わえる。とても美しいプロセスで、最後の瞬間の清涼感は気持ち良い。厚みがあるのと穏やかな香りのおかげで、食中酒としても大活躍するだろうし、単体でも気品ある味わいを楽しめる。

超美味い、超良い酒。個人的な好みでは文句なしの100点満点。無人島に持っていく速醸はこれで決まり。

酒屋さんのオススメ3本目。
これは、かなり淡麗辛口。
好みの味ではないが中々美味しい。
2日目に期待。

今年の國香は違った
メロンは無し、いきなりケタグりです。アル感とのせめぎ合いの域ですが、その後に甘味、さらにケタグり、一口目はしょっぱさすら感じました、スープか？と自分の体調を疑うほど
面白い最高
ご馳走様でした
まさに雅の粋

國香 特純
比率的に麹が山田で掛が五百万石かな

典型的な静岡酵母の路線
若干バナナより酢エチが強いかな
ここらも國香らしい気もするが
滑らかな液性のなかで甘味と僅かに酸
キリリとアル感の辛さがひきとっていく

想像(期待)してた通りかなぁと
スタンダードに静岡酒

玄六さん。20年11月。