唎酒 No.591 春紫菀
上立ち香はそこそこで、グレープフルーツや若いメロンを思わせる。
口に含むと爽やかでパワフルな酸味、そして甘味、最後に若干の渋さとともにキレていく。
かなりジューシーであるように感じた。
まだまだ日本酒初心者の私にとって、八海山と聞けば淡麗辛口のイメージだが、それとは反対の芳醇な味わいが楽しめる。
酸味が特徴的なため脂の多い料理でも和洋限らず合わせやすいように感じた。
ラベルはお酒の味わいに合った魚沼に咲く花をチョイスし、それをもとにイラストレーターの方がデザインしているといい、オシャレで落ち着きのある雰囲気がよい。
どうやらオンラインでの販売はないそうで、なかなか飲む機会が訪れないと思うが、見かけた際はぜひ飲んでいただきたい。
八海山のイメージが変わる、そんなおいしいお酒である。