海に一番近い酒蔵・向井酒造の代表銘柄「京の春」。1754年に京都府丹後の伊根町で創業した、海に一番近い酒蔵・向井酒造。年間生産量500石と小さい酒蔵ながら、代表銘柄「伊根満開」はG20の会合で振るまわれるなど、その名は日本のみならず世界でも知られる蔵元だ。すべてのお酒を醸造アルコールを添加しない純米造りで行っている。酒造りを担うのは、京都で初めての女性杜氏になった向井久仁子氏。東京農大の醸造科で学んだ経歴をもつ。「京の春」シリーズは地元の人々が魚介料理とあわせて、晩酌として愛されてきたお酒。大漁旗のラベルが目をひく「京の春 特別純米酒 京の輝き 大漁旗ラベル」は、京都の酒米「京の輝き」を100%つかい、米の旨みを残すため精米歩合は60%で醸している。米の旨みと酸味のバランスがちょうどよく、つい盃が進んでしまうような日本酒だ。