無濾過生原酒 清酒
このワインのような雰囲気のあるラベルに惹かれて購入
DEBUTは現代の日本酒醸造に欠かせない酵母、種麹の親である源菌を使用したお酒で、その当時の想いが少しでも伝わることを願って醸しだされた作品になります
酵母 : サッカロマイセス・サケ・ヤベ
明治時代、清酒醸造が酵母によるものであることを発見したのは、国立醸造試験所の創立に関わった矢部規矩治(やべきくじ)博士
明治28年(1895)彼は日本で初めて発見した清酒酵母をサッカロマイセス・サケ・ヤベと命名
この発見により酵母を純粋培養して添加する方法が考案され、明治43年には現在広く採用されている速醸酒母が開発
種麹 : アスペルギルス・オリゼー
米麹のもとになる種麹は明治9年(1876) 東京医学学校(現東京大学医学部)に博物学教師として来日したアールビルフ氏が日本で初めて微生物の分離同定を成す
その後、このカビは味噌や醤油の麹の主体であることが知られるようになる
調べたものの、このお酒は無濾過生原酒の為に酵母が生きており、とても味が変化しやすい状態だそうで…
熟成したような味、まるでウィスキーでした∑(゚Д゚)
このラベルでなかったら意味があるものだと思えなかったかも
本当はどんな味なんだろー
最後まで不思議な味覚で終わりました
2022.1購入 1404円@むらまつ酒商類