大分県日田市の薫長、ここ五年程、若い世代のご兄弟が酒造りを頑張っておられる様子。
酒蔵の方向性としては、濃醇辛口、香り穏やかな食中酒。
クラシカルな要素もありながら、モダンな味わいも含む、トレンドでは無いけれど、印象に残ります。
今回店飲みで何種類か頂きました。
印象に一番残ったのは、春陽と言う結構マイナーな酒米を使ったこのお酒。
夏らしく、ライチのようにサッパリとした香りと、軽い甘味を含みながらスッとキレる味わいです。
大体、店飲みでも家飲みでも、高精白のお酒しか飲まない私ですが、タンパク質が少ないと言う米の特徴も活かされているのか、精米歩合70とはとてもじゃないけれど思えない綺麗さ。
他のお酒もとても丁寧な造りをされていて美味しかったです。
薫長next、皆様もお試しあれ。
※味の好みは1番は山田錦35%の大吟醸の瑞華、2番は雄町60%の純米吟醸にごりでした。
特定名称
純米
原料米
春陽
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:普通