今なお続く伊達家に献上する日本酒「戦勝政宗」。醸すのは、仙台で現存する唯一の伊達家御用蔵である勝山酒造だ。勝山酒造は江戸時代の元禄年間に創業してから320年以上にわたり、宮城県仙台の土地で酒造りを行ってきた。戦勝政宗シリーズは仙台の米をつかうことにこだわり、泉ケ岳の湧き水を井戸から汲みあげて仕込みに使用。泉ケ岳の水は軟水で天然シリカを多く含むやわらかな水質が、勝山酒造のなめらかでクリアな酒質を生みだす。「戦勝政宗 特別純米」は、KURA MASTER 2023でプラチナを受賞しており、宮城県の「ひとめぼれ」をつかって醸した特別純米酒だ。しっかりとした米の旨みと、雑味がなく透明感のある飲み心地で料理とあわせても最適。また「戦勝政宗 純米大吟醸」は、メロンのような香りが特徴的で、米の旨みと酸のバランスが心地よく口いっぱいに広がる。魚介類との相性がよく、よく冷やしてワイングラスで楽しむのがおすすめだ。
戦勝政宗のクチコミ・評価
戦勝政宗が購入できる通販
戦勝政宗の銘柄一覧
銘柄 |
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戦勝政宗 純米大吟醸 |
戦勝政宗 純米吟醸 |
戦勝政宗 特別純米 |
戦勝政宗の酒蔵情報
名称 | 仙台伊澤家 勝山酒造 |
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特徴 | 元禄年間に創業、仙台で現存する唯一の伊達家御用酒蔵で、300年を超える長きにわたる歴史を背景に「勝山」「戦勝政宗」という酒を醸している。「勝山」というメイン銘柄の名の由来は二つあり、一つは侍向けに「勝ち星を山のように取る」と縁起を担ぐという説。もう一つは江戸時代初期の女性達の間で一世風靡したハイセンスで華やかな武家風のまげ「勝山髷」という説だ。 1969(昭和44)年、上野精養軒より営業譲渡を受け、仙台精養軒としてレストラン事業を始めると、日本酒が洋食と共にテーブルに供されるようになり、西洋化した食と合う「献勝山」がリリースされると多くの支持を得て大ヒットとなった。1981(昭和56)年以降11代目の平一氏が宮城県酒造組合 10代会長に就任すると、酒質向上こそ日本酒の生きる道である、と「ササニシキ100%純米酒」を宮城県全蔵で取り組むよう働きかけ、県全体の酒質向上にも貢献した。 その後、三季醸造体制で1週間にタンク1本を仕込み、純米酒以上の高級酒のみを醸すという専用の蔵を設計し、すべての工程で徹底した温度管理のもとに精密な造りを実現。また酒のもろみのストレスを軽減して搾れるとされている「遠心分離器」を導入、勝山最高級酒「暁」に採用している。「SAKE COMPETITION」で2015年~2017年多数の上位入賞、「IWC(インターナショナルワインチャレンジ)2019 SAKE部門」純米吟醸クラスでは世界1位のトロフィーなど数々の輝かしい賞を獲得している。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 勝山 撰勝山 シャトーガクト 戦勝政宗 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 宮城県仙台市泉区福岡二又25−1 |
地図 |
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