奥鹿のクチコミ・評価
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奥鹿の酒蔵情報
名称 | 秋鹿酒造 |
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特徴 | 大阪府最北端、兵庫と京都に挟まれた県境近くの能勢町は、別名“大阪のチベット”。北摂連山に取り囲まれ、山裾には棚田が広がるのどかな土地だ。町内全域が標高200m以上で、大阪市内と比べて気温は-5~-6℃と低い。冬場の酒造りには格好の環境をつくる。また山間部地域なので、朝夕の寒暖差が大きいため、質の良い米が採れる条件も揃う。 この地で明治19年に創業した秋鹿酒造は、酒造りの原料米を重視する。夏場は社員総出で田んぼで米作り、冬は蔵で酒造りを行なう。「農醸一貫」を唱えて30年以上が経つ。きっかけは、大阪局鑑定官室長だった故・永谷正治氏との出会いだった。この土地が良質な山田錦を育むと、蔵を指導し、食管制度の撤廃とともにシャトー型米酒造りをスタートした。 田んぼは、自営田と契約栽培を合わせて約25ヘクタール。無農薬、化学肥料無施肥で、自社の酒粕に糠や籾殻を使った発酵堆肥による循環型有機農法を実施している。酒造りは、全量純米仕込み。乳酸無添加の生酛造りや山廃造りの酒も多く仕込んでいる。 数年前に、蔵元の奥裕明さんの息子の航太郎さんが蔵に戻り、米作りを主に担当。冬場の酒造りでは裕明さんのサポートに入り、親子二人鹿で全量自社米使用の純米蔵をめざして奮闘中だ。 |
酒蔵 イラスト |
(山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 秋鹿 奥鹿 能勢福 |
HP | |
所在地 | 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007 |
地図 |
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