白影泉 山廃純米 山田錦五割五分磨き 29BY
19日開催イベントの前のプレレビュー。
なので審査対象外です。
出入り禁止になるやもしれないんで、今のうちに!
福ちゃんに奥播磨は飲んだ方いいって言われ、酒屋さんと酒談義。
普通の飲むよりこっちがいいと勧められて。
酒屋さんより
『奥播磨の常温古酒シリーズとして以前は通常商品で数種がラインナップされておりましたが、種酒の確保が必要になったためしばらくの間休売。
山田錦仕込の山廃純米のみが昨年より販売期間を限定して復活しました。
もちろん枯れ葉のような熟成香はバンバンですが、山廃仕込みによる強い酸と幅広い旨味との調和は素晴らしく、クセのあるジビエや少し苦みのある魚のワタなどをアテにやや熱めの温度で飲んでいただくと
もう、もう………、甘露。。。』
なんだそうです。
常温保存でも良さそうだけど、酒屋さんでは冷蔵庫に入って売ってた。
不老泉のとき同様、期待して開けますよ。
今日までちょっとづつ試してみました。
四号瓶だから毎日お猪口一杯ね!
酒色は期待した通り琥珀色。
開けた匂いは枯れた葉っぱ?
古民家?
福ちゃんの言う箪笥?
よそ様の玄関入って一番に感じる?
オイラの加齢臭?
腐葉土みたいな、笑。
では、初めはやっぱりオススメの熱いヤツ。
葉っぱの匂いはねー、無くなってじーんと酸甘が口いっぱいに広がる。
ほっぺのそー、梅干し食べると酸っぱくなるところにね。
それで奥行きが深い。
甘・酸・辛・苦・渋がバラバラとか順番にとかじゃなくて、一緒に合わさってる。
キューんと来てドーんと流れてスッと消える。
あー、不老泉や瀧川に似てる( ◠‿◠ )
でも3年寝てるけど、ちょっぴりまだ若い気がする。
もっと寝てって感じ!
でもね、福ちゃん、コレ旨いよ!
冷や
カラメルみたいな甘さと酸。
勿論辛味もあって締まる。
しっとりしていて飲み飽きしない。
美味しい。
でもね、燗には負けるかな。
一応冷たいやつ
うわっ、枯葉感バリバリ。
暴れるくん。
冷たくしてゴメンね。
刺激が欲しい方はいいかもね!
アテはシラス入り出汁玉子焼き等。
ふわふわ玉子に塩気のシラス。
合う合う!
3日後の熱いヤツ
じーーんとキューん。
甘い乳酸に辛味とキレ。
明らかに熟してる。
12日目、熟前日の熱いヤツ
スーッと流れて鼻からの抜けがいい。
やっぱ①に言わすと「べろに引っかかってぽわーん」だそうっす。
でもね、当たりはトロくなくサラッともしていない。
アルコール度数高めだけど感じさせない。
凄いやコレ!
使用米 山田錦
精米歩合 55%
アルコール度数 17度
720ml 1925円
開けてから7日くらいが味わいのっていいって噂。
やっぱりそうだった!
ちょっぴり高かったから720mlにしたけど、やっぱ一升瓶にしとけば良かった!
脱線話
豆腐編
酒屋さんから帰る途中、店先に袋詰めされたおからが置いてありました。
「そうだ久しぶりにおからを煮よう!」
小さな昔からの豆腐屋さん。
おばちゃんからおからと一緒に絹ごし豆腐も買って200円。
オマケに木綿豆腐の切れ端を3枚。
ちょっとしたオマケに何か懐かしく凄く嬉しい!
おからはよーく搾ってあってふわふわ。
いいのが出来そう。
ひき肉、筍、人参、椎茸、長葱を甘辛に煮ておからを入れるだけ。
スーッと煮汁を吸って出来上がり。
ふわふわで美味しい!
絹ごし豆腐も自分好み。
プニュプニュしてなくてしっかりと硬い。
橋を刺しても倒れないくらい。
じいちゃんのみたい。
先ずは冷奴から
大豆の味わいと香りが口いっぱいに広がる。
滑らかでないまったりとした口当たりもいい。
湯豆腐
更に硬めになり、にがりが抜けてポン酢との相性バッチリ。
お酒のテイストみたいだ!( ◠‿◠ )
木綿豆腐の切れ端
暖かいご飯に乗っけて醤油をひと回し。
箸で潰していただく。
見栄えは悪いけど美味しい。
たかがだけど好みの豆腐に出会えた。
でもね、こういうお店も高齢化で閉店ってのが多い。
後継者が居なくてね。
スーパーでもいいのがあるけど、たまには街の小さな豆腐屋さんのをアテに!
お酒の味もグンと上がるよ⤴️
特定名称
純米
原料米
山田錦
酒の種類
古酒 山廃
テイスト
ボディ:普通 甘辛:辛い+1