1794年創業の鶴乃江酒造の母娘杜氏が醸す、優しい味わいの日本酒「ゆり」。「女性が造る女性におすすめのお酒」をコンセプトに女性杜氏の林ゆり氏が醸したお酒で、彼女の名前から命名された。創業200年以上の歴史をもつ鶴乃江酒造は、酒造りに恵まれた冬の寒冷な気候と会津の自然豊かな土地のなか、昔ながらの手造りで少量を丁寧に仕込む。女性ならではの繊細な味わいが特徴的で、地元の素材を生かすことにこだわり、会津産の酒米「五百万石」と福島県の酵母をつかって醸す。優しい口当たりとすっきりとした後味が特徴の辛口の日本酒「純米大吟醸 ゆり」。日本酒初心者でも飲みやすいと女性からの人気が高い1本。「純米吟醸 ゆり」は、米のまろやかな旨みを感じる1本で飲み比べてみるのもおすすめだ。
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ゆりの酒蔵情報
名称 | 鶴乃江酒造 |
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特徴 | 「会津中将」「永寶屋(えいほうや)」「鶴乃江」「ゆり」という銘柄の酒をつくる鶴乃江酒造。1794(寛政6)年に分家創業し「永宝屋」とし会津藩御用達頭取を務めた。明治初期になって、会津の象徴である鶴ヶ城の「鶴」と、猪苗代湖を表す「江」から、「鶴乃江」と改名する。1977(昭和52)年、徳川家光の弟であり会津の初代藩主である保科正之の官位にちなみ、『会津中将』を発表。以後同蔵のフラッグシップブランドとして全国で愛されている。 また2012年スタートした「SAKE COMPETITION」の2015年純米大吟醸部門においても「会津中将 純米大吟醸 特醸酒」が第1位に選ばれるなど、いち早くその品質が認められている。8代目の長女である林ゆり氏が東京農業大学で醸造を学び、卒業した翌月の1996年4月実家に就職をした。その後「女性が造る女性におすすめの酒」というテーマで酒造りにチャレンジし、できたのが自身の名を冠した「ゆり」だ。地元の原料にこだわり、福島県「夢酵母」と会津産「五百万石」を使用し造ってみると、願い通り女性からの好評を得た。 現在でもその甘さがありながらもスッキリとした酒質から親しまれているが、思いがけずゆりこ、ゆりえ…など名前に「ゆり」とつく女性が最初に手にとる日本酒としても一役買っている。現在は女性杜氏として現場に立ち、夫の向井洋年氏、杜氏の坂井義正氏と共に酒づくりにあたり、数々の賞を獲得しながらも年々品質向上を続けている。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 会津中将 ゆり 永寶屋 鶴乃江 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福島県会津若松市七日町2−46 |
地図 |
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