白玉香 （はくぎょくこう）

木戸泉 白玉香 山廃無濾過 生原酒

温度で味わいが変幻自在。生酒のフレッシュ感がありながら、高温山廃の酸味やナッツのようなコクと熟成感がある。旨みが強くてスッキリした辛口だが、濃厚な甘みもしっかりある。非常に複雑な深い味わい。氷温貯蔵なので、味わいが枯れすぎていないのも良い。

知らなかったけど、兵庫県産の高級な山田錦で醸した木戸泉の定番商品らしい。たぶん完全発酵でアルコールは18度あり、ちょっと重いから加水して、お燗で飲んだら美味しかった。酔いが気持ちいい。

お店の人に「これを選ぶのは渋いね」と言われた。個人的にはこういうタイプのお酒が日本酒の王道だと思っている。今度、自然派ワインの世界的な祭典である「RAW WINE TOKYO」に遊びに行くが、日本酒の代表として木戸泉がピックアップされていた。運営わかっているなと思った。「なに目線だよ」という話ではありますが…

高温山廃　特別純米　無濾過生原酒
個人的に好きな濃厚な味わい。穀物やバニラや熟したバナナの風味、穏やかな酸味、旨みもたっぷり。

木戸泉　“白玉香”　山廃純米無濾過生　29BY

独特の世界だな〜。
“爽やか”“フレッシュ”“ジューシー”とは真逆ながらも、想像してたより遥かに飲みやすい。

蜂蜜、黒糖、ザラメみたいな甘さ。
優し目の紹興酒みたいな瞬間もあり、喉を過ぎたあとの余韻が長くて複雑。
いやいや旨いデス。忘れた頃にまたこの味を欲して飲みたくなりそうなお酒（笑）

何日か経つと、さらにまろやかに。
旨いな〜。お燗する前に終わってしまった。
こういう美味しさもあるのか。深いね、日本酒。
楽しみ方がまた少し広がりました。

白玉香 山廃純米無濾過生原酒
山田錦100% 60% 18度

一年寝かせた生原酒。生っぽさが消えていなくて味は濃厚。