江戸末期、1864年(元治元年)創業の花の舞酒造。日本刀と書いて「かたな」と読むこの銘柄は海外にも名を轟かせ、まさしく日本刀の如く鋭い超辛口のキレ、きりっと冷やして刺身と合わせたい。実はこの銘柄、バイヤーからのオファーをきっかけにアメリカ市場向けに開発されたもので、淡麗辛口のニーズに応えextra dryに仕上げた。長きに渡る伝統を守りつつ、チャレンジ精神が旺盛な花の舞酒造では近年、本社醸造所に『吟醸蔵』と『体験蔵』を新設。前者では高級酒をきめ細かに小ロットで生産することを目指し、後者では「花の舞体験ツアー」の充実をはかり、参加者は酒蔵見学や飲み比べはもちろん、なんと日本酒づくりの「絞り」の工程を体験でき、絞った生原酒は四合瓶のサイズで持ち帰れる(要事前予約・有料)。厳選されたおつまみとのペアリングで最新銘柄も味わえるツアーはたっぷり1時間半にわたる内容で、お気に入りがあれば併設店で購入も。
日本刀のクチコミ・評価
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山本 純米吟醸 ピュアブラック 火入れ 秋田県(山本酒造店)【720ml/1800ml】[日本酒/フレッシュ&ジューシー/日本刀のような鋭いキレ味]
720ml
1800ml
純米
¥
1,790
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日本刀の酒蔵情報
名称 | 花の舞酒造 |
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特徴 | 大政奉還の3年前、江戸末期の1864(元治元)年、高田市三郎が遠江国あらたま村宮口(現在の静岡県浜松市)にて清酒製造業を始めたのが「花の舞(はなのまい)」の始まりである。その名は天竜川水系に古来より伝わる奉納踊りのひとつに由来し、「花」は命の糧となる「稲の花」を表して五穀豊穣を祈願するものであった。1949(昭和24)年、弘佐酒造株式会社を設立。1956(昭和31)年、現在の花の舞酒造に改名した。最大の特徴は「オール静岡産の地酒」であること。展開する全商品に静岡県産米を使用し、「地酒としての価値は地元の素材を使うかどうかで大きく変わる」とは高田社長の弁。兵庫県が代表的な産地である”酒米の王様”「山田錦」でさえも、同社が中心となって「静岡山田錦研究会」を立ち上げるほどのこだわり。現在では静岡県内の複数の農家と契約し、大吟醸などに使用している。また、社内で技能集団を育成し、伝統技術の習得にも注力。近年では、長く培われた技術を生かして、ワイン酵母の新シリーズ「Abysse」や微発泡酒などを誕生させ、時代の変化に柔軟に対応しながら新しい時代を切り開いている。 |
酒蔵 イラスト |
(立川哲之氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 花の舞 日本刀 SAKE Dolce(ドルチェ) つう アペロ S 佐吉の里 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 静岡県浜松市浜北区宮口632 |
地図 |
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