林 五百万石 生酒
「林」の新酒の生酒です。初めての「林」です♪
上立ち香は穏やか、口に含むとトロッとしてて、ピリ感とシュワ感、生酒らしい元気のよさとフレッシュさを感じました。
含み香はフルーティー、メロンのような香りと上品な甘みから、バランスの良い酸味と若干の渋みと共に、綺麗に切れていきます。
「作」のような料理の邪魔をしないスッキリとした食中酒というイメージを持っていました。確かにスッキリしていますが、しっかりとした米の旨みと甘みがあり、味わい深いお酒ですね。どちらかと言うと「森嶋」に似ているかな。
150石の小さな蔵 富山県の最年少の杜氏による「こだわれるだけこだわった」お酒。
五百万石で仕込んだクラシックな昔ながらの日本酒を若い感性で飲みやすくブラッシュアップした作品という印象を持ちました。
アルコール感はあるのだけれども、まろやかで心地よく、強めの甘みはあるのだけどもキレもいい。
「十四代」と比べると、甘みがあってスッキリしていて、比較的に穏やかな芳醇旨口タイプのお酒という点は、似ているとも言えますが、セメダイン臭もあって味に深みがあり、いい意味でアルコール感も感じるという点が、大きく異なります。
今風のモダンなお酒は、少し物足りないという方にオススメかもです!