新時代の哲学日本酒。
毎年進化する無限アップデートの「解釈学的」日本酒。
造り手が解釈するイメージを基に設計・醸造。
要するに通常は使用米の品種、特定名称、精米歩合、種麹、酵母等の「スペック・規格」を軸として商品開発を行うところ、こちらパンセシリーズは「コンセプト」を軸に商品開発をする。
と言う事だそうです。
(酒蔵HPより大部分引用。)
今回の一品はそんなパンセシリーズの2019BY第一弾。
ピュシス(Physis)。
ギリシャ語で宇宙・自然を意味し、「ありのままの自然」を表現。
"自然"と"変化"を感じる穏やかな風味、バランス型、旨味感じるやや辛口。
との事。
感想。
・ほんの少し生酒感あり。
・最初は甘口寄りのスッキリ。
・若干酸味強い?
・後味のアルコール感から来る辛さが強め。
・2日目以降は辛さの部分が徐々に強くなる。
コンセプトから相当に凝っていて、味の表現も複雑。
造り手の意図を100%酌めたかと言うときっと酌めておらずまだ手を出すには早過ぎた感のある難しい酒でした。
因みに頑張って理解しようとじっくりうんうん唸りながら味わっていたら燗する前に空いてしまいましたので燗レビューはなしでw
栃木県は河内郡上三川町の国本屋酒店さんにて購入(720mL税込1,820円)。
ただでさえレビュー数の少ない西堀の更に細分化されたパンセシリーズと言う事でバズり待ち酒シリーズ第16趣でした。
数える程しか特約店がなく関東(と香港)以外の方はなかなか入手が難しいと思いますがパンセシリーズが気になる方は以下公式HPのリンクを無断でUPしておきますのでご参考に。
(閲覧注意ではないですけど世界観が高度過ぎて理解できるかは分かりません!)
https://nishiborisyuzo.com/nishibori-pensees-series