白鶴の別鶴シリーズ。黄昏のテレスコープ。まずラベルが洒落てます。望遠鏡の対物レンズ側を覗くと山の上に輝く一番星が見えます(3枚目写真、結露で見えにくくてごめんなさい)。北海道のあさひやま動物園公園のワンカップセットも同じような工夫がされてましたが、こういう遊び心は好き。ややスギかヒノキのような木立の爽やかな香りがするものの、立ち香は弱い。お味の方は熟したパイナップル調、旨味は少ないけどスマートな甘さが際立つ。酸味は弱い。飲み干すと気持ち良い弱い甘味が残る。アルコール度数が低いためかキレは弱い。まるで果実味に溢れる酎ハイのようで、お米で作ったとは思えないくらい日本酒離れしたフルーティーな酒。それだけに普通の料理、特に刺身とかには合わないかな。デザート酒。チューハイ(サワー)から日本酒への橋渡しになるようなお酒。酒米は兵庫県産白鶴。独自酵母。徳島市川内町の酒ハウスモリモトさんで購入。4合瓶で2500円。結構なお値段だけど、こういうオリジナリティーに富んだネタに富むお酒も面白いので、評価はもちょっと甘めの星4つ。
特定名称
純米
原料米
白鶴
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1