百光-BYAKKO-
720ml 16,800円
楯の川酒造が醸すSAKE100「百光」
皆さんご存知ですか?
「百光」は山形県の出羽燦々を精米歩合18%まで丁寧に磨き、『100年先まで日本酒の世界を照らす光であれ』という思いを込めて醸されたお酒です。
桁間違いではございません。
1,680円でも168,000円でもないんです。
今ならお値打ち16,800円!?
お金持ちにはお値打ちやから?
もう売切れなんやってね…苦笑
何かこぞってベタ褒め評価してる人たちがステマなのか関係者なのかは分からん…
でもこの前、SAKE100の記事を読んだときに何故かsympathyを感じてしまい…
「何事も経験や!いっぺん最高峰呑んでやるか!」
と果敢にも『百光 2020 Formula』を予約した鼠でしたが…
この度、こちらの百光が突如舞い降りてきました!
(知ってたら予約せんかったのに…)
価値を分かってない父鼠が贈答を受けたそうな…
それを譲り受けた子鼠
もしかしたら今一番もらって嬉しいお酒かもしれない!
父から貰う父の日のプレゼント♪
1合4,200円…
2合8,400円…
今日はおフザケなしで真剣にレビューしますね笑
"日本酒は安すぎる"
"日本酒の価値はもっと評価されるべき"
確かにそうなんです。
高くなったら困るけど常日頃思っています。
ウイスキー好きは響21年が3万円でも安いと言って買う…
それは投資だよと言ってしまえばそれまでですが、最高峰の日本酒にもやっぱりそれなりのお値段がついて欲しい!
日本酒の最高峰って何?って考えたときに思いつくのはやはり高精白。
最高峰の米を削れるだけ削ったお酒。
その贅沢なお酒の中に"未だかつてない香りや味わい"が感じられるのであれば16,800円は決して高くないんじゃないかと思います。
まあ、この領域は「神々に許された遊び」の世界なんですがね…
今宵は神の御加護を受けれるのか。
いざ、チャレンジ!
香りを愉しむお酒のバズやから
ワイングラスandアラングラスで!
香りは実に華やか
コレこそ香りがピョンピョン飛び跳ねてますね〜
嗅ぐたびに違う香りが来て楽しいです♪
大吟醸にありがちな単一的な吟醸香ではなく
白桃、洋梨、マスカットのフルーティと花のフローラルが立体的に合わさった重厚やけど軽快な香り
チョコやイチゴやアプリコットもありますね。
あとやっぱりベビードールも!!
磨けば出てくるのかベビードール笑
含むとこちらも立体感を感じる味わい
うーん、確かにエレガントというかクリスタル!
ちなみにガスはありません。
が、甘味旨味酸味一つ一つがどこまでも上品に混ざり合う〜
何かが突出してる訳ではないけどそれぞれが順番に主張してくる!
高級料亭の日本料理に舌鼓を打つアノ感覚。
ずっと含んでたいですね〜♪
そしてアルコール感は伴わない深く長い余韻。。。
正直コレは単体で味わないと
料理に邪魔されますね…
燗も良さが消されて勿体無いからやる必要なしです。
コレが何十時間も精米することによってしか出せない香り味わいなんやったら高くても仕方ないのかもしれない…
単一的な味わいではなく
ブレンデッドウイスキーのような複雑味のある奥行き。
きっとブラインドで呑んでもコレはハズさないと思います!
方向性は楯野川の純大やけど薄さや物足りなさは感じません。
恐ろしく研ぎ澄まされた清流ってとこでしょうか♪
「日本酒の向こう側」
を垣間見た気がしますね
なんてね!
伝わりました〜??
はぁ、真面目に書くストレス半端ねぇ
特定名称
純米大吟醸
原料米
出羽燦々
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1