世界的に知られるシャンパーニュ「ドンペリニヨン」の5代目醸造最高責任者として活躍したリシャール・ジョフロワ氏が生んだブランド「IWA 5」。伝統的なワイン造りの技法であるアッサンブラージュを日本酒に取り入れ、業界に新たな革新をもたらした銘柄ともいえる。酒蔵は日本三霊山の一つである立山のふもと、富山県立山町白岩に蔵をかまえることから「白岩」と呼ばれる。「IWA 5」にとってバランス、ハーモニー、本質など、アッサンブラージュを象徴するのが5という数字だ。アッサンブラージュとは「組み合わせる」の意で、その名の通り複数の酒米や酵母などを組み合わせ、仕込みを行うことで、複雑ながらも調和の取れた味わいを楽しむことができる。初年度に生まれたIWA5からアッサンブラージュ1として毎年番号が振られているが、最も新しい「IWA アッサンブラージュ4」は、山田錦、雄町、五百万石と5種の酵母を生酛造りで醸した純米大吟醸酒。ナッツやココナッツ、スミレなど様々な香りと繊細な味わいを感じる特別な1本だ。
IWA 5のクチコミ・評価
IWA 5の酒蔵情報
名称 | 株式会社白岩 |
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特徴 | 高級シャンパンの代名詞とも言える存在で、世界中に名を轟かせる”ドン ペリニヨン”。その元醸造最高責任者であるリシャール・ジョフロワ氏が引退後に着手したのはなんと日本酒を造ることであった。かねてより日本の文化に興味があり、日本酒にも関心があったというリシャール氏。長年の友人でもある建築家・隈研吾氏の紹介により、富山県の酒蔵、「満寿泉」で知られる桝田酒造店蔵元の桝田隆一郎氏と出会ったことから、富山にて酒造りを行うことを決意した。そうして富山県立山町白岩、立山連峰と富山湾が一望できる地にて2020(令和2)年、株式会社白岩(しらいわ)が誕生。隈研吾氏が手掛けたモダンな酒蔵にて手掛ける銘柄「IWA 5」は、酒米は3種類、酵母は清酒酵母とワイン酵母が使い分けられ、酛は速醸と生酛の2種類の方法を取るという非常に珍しい造り。最大の特徴はアッサンブラージュされていること。シャンパンやワインの手法と日本酒の手法を合わせ、世界の飲食シーンへの架け橋へと羽ばたいている。 |
銘柄 | IWA 5 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 富山県中新川郡立山町白岩178番地 |
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