福井県を代表する黒龍酒造・石田屋二左衛門氏がつくったブランド「ESHIKOTO」。1804年に創業した黒龍酒造は福井県永平寺町に蔵をかまえ、酒を通して福井の食と文化を発信することをコンセプトとして、ブランドを立ちあげた。九頭竜川の伏流水をつかって醸すことで、なめらかでふくらみのある酒質を引きだす。ESHIKOTOブランドのお酒は「AWA」「永(とこしえ)」「梅酒」の3種類。「永」は昔ながらの山廃仕込みを参考に、新たなアプローチで醸したシリーズ。福井県の代表的な酒米「五百万石」と「さかほまれ」の2種類の酒米を使用する。「AWA」は瓶内で2次発酵させ、あえて未完の状態で1本1本が個性的な味わいになる、清酒本来の姿を再現したシリーズだ。「永 五百万石」は、まろやかで上品な味わいが特徴。すっきりとした後味とかすかな酸味が心地よい商品だ。
ESHIKOTOのクチコミ・評価
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ESHIKOTOの酒蔵情報
名称 | 黒龍酒造 |
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特徴 | 第26代継体天皇の出身地で、道元が永平寺を開山した福井県。日本三大霊山の一つ白山は、修験場としても有名と、古くから由緒ある土地だ。冬は雪が多く寒いが、越前蟹など海の幸も豊富。住みやすさナンバーワンの県としても知られる。 白山を水源とする九頭竜川の畔、永平寺町で「九頭竜」と「黒龍」の2銘柄を造り、透明感ある酒質で高い人気を誇るのが黒龍酒造だ。仕込み水はもちろん、蔵の近くを流れる九頭竜川の伏流水。創業は1804(文化元)年と、長い歴史を誇るが、進取の気性にも富む。40年前にそれまで鑑評会出品専用だった大吟醸酒を初めて商品化したのが「黒龍 大吟醸 龍」。また、創業者の石田屋二左衛門から名付けた「石田屋」と「二左衛門」がトップブランドだ。 昨秋、その上のブランド「無二」を発売。価格決定を、業界初のオークション、バイヤー入札方式にして、日本酒業界に風穴を開けた。2012~2015年醸造の熟成酒は、想定価格よりも高額で落札され、バイヤーの大きな期待がうかがえる結果に。九頭竜川の古名「黒龍」を酒蔵の顔にしているのは「歴史と伝統を重んじたいから」と蔵元の水野直人さん。 |
酒蔵 イラスト |
(加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 黒龍 九頭龍 ESHIKOTO |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38 |
地図 |
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