約35年お世話になった「大吟醸 てづくり七福神」。間もなく見られなくなりそうです。
これまでもマイナーチェンジをしてきたし、後継の純米大吟醸も似たような黄色い箱や瓶なので、大きな出来事と捉えている人は少ないかも知れませんが、私は一つの時代が終わるんだな位に感じています。質の高さもそうですが、大吟醸なのに安かったところ、かつてササニシキで勝負しようとしていたところ、本当に好感がもてたし、果たしてきた役割はとても大きかったと思います。時代が変わり、「芳醇旨口」が主流になり、安い純米吟醸酒もたくさん並ぶようになったので仕方がないのかも知れません。
最後の1本になるかもしれないので、感謝しながら味わっていただきました。
特定名称
大吟醸
原料米
美山錦
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:普通